ヒトというのは、自分の過去をどっぷり否定しきるというのはできません。とはいえ、間違いやうまく働かなかったことは、反省をしたり、なぜうまくいかなかったのか、成功しなかったのかを振り返り、その後、その対策を立てるべきではあるのです。が、苦しいプロセスなので避けたい・・・。それをやらないままであると、昔の恋を美化して忘れられない状態は続くのだろうと思います。
なぜならば??
恋が続かず終わってしまったことを相手だけのせいにするよりはマシなのかもしれませんが、自分が漠然と悪かった、彼や彼女に嫌われてしまった、というもので、またもやピンポイントせずに暮らしていくわけです。何も変わっていないまま・・・。
次の恋が来ても、おそらく失敗する確率は変わらぬままでしょう。
なぜならば!
ヒトというのは、好きなタイプの恋愛相手を求めることは相当に無理なのです。不可能ではないですが、かなり低い希望です。なぜならば、蓄積の存在であるヒトは、自分の好き嫌いを変えるためにものすごく努力を要することを知っています。なので、変えるために「割と簡単なもの」から変更しようとしちゃうんですね(笑)。あくまで努力しない、エネルギーを保存する方向を採用してしまうんですよね。
自分が大切だと思う見る場所のランキングの上位は変わらず、下位は変えられるので、努力をさほどせずとも変えられる・・・。そうした意味では、次に好きになるヒトだってたぶん前のヒトと大いに根っこのところ、中心部分は変わらないのです。いわゆる、変えられるものを選び取っているだけです・・・。ヒトって根本的には怠惰なんだよね(笑)。
今の恋がうまく行っているのであれば、それについてはもう振り向くな!
繰り返し、複数の恋がうまく行っていないのであれば、元彼や元彼を想い出すことなく、自分の研鑽を深く考えてみたほうがいい!
という結論には至っていただきたいのです。
しかも、ですよ・・・。元彼も元彼も、変わらないでいたらどうなのでしょうか?それはそれでうんざりというか・・・(笑)。もっと成長していてほしくはないですか?その方のよりいっそうの倖せのためにも・・・。
年齢を重ねて、外見が年齢相応になったとしても、中身はもっと充実していてほしくはないでしょうか?少しずつ環境に応じて、変わらされていくのは簡単なのですが、自ら変えることは難しいので、いいところはきっと変わらないでいてくれると期待して悪くもないのですが、祈るだけにしておいたほうがいいとも言えます。さらにもっと先を考えてみると、たとえあなたが忘れられずとも、久々に遭ったあなたを選んでくれるというのには期待してはいけないとは思うのですよ。(・・;)
それよりも、ヒトは前に進んでいくしかないので、前に進むことを選んでいただければ、と心から願わずにはいられません。いい想い出はいいもののまま保存できることはとっても倖せだと噛みしめながら、たまに想い出して楽しんでいただければ(^^♪





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