季節性心身症:1年の特定の季節だけ発症し、その季節を過ぎると症状が軽くなるか、躁状態になる心身の病気。
心身症: 各科が対応する身体疾患の内、発症や経過に心理社会的ストレスの影響で機能的(器質的)な障害を伴った疾患群です。 日常生活で仕事や対人関係などの心理社会的ストレスに無頓着や無自覚な場合に発症・悪化することが多く一般的治療では改善困難。
日本で一番最初に認知された 心身症は5月病です。 季節性うつ病は重いものと軽いものがありますが、 軽いものであれば皆さん 心当たり ぐらいはあるという人は多くなります。 うつ病は一般の人たちに分かりやすいように「 心の風邪」 と言われることもあるぐらいなので、 かなり 罹患しやすい、 自分だけは特別ということはないと思ってください。
5月病: 学生・社会人にとって新年度となって初めての連休を迎えたあとの5月くらいに見られる「気分の落ち込み」や「体調不良」といった状態の総称
3月の末から準備をし、環境がガラリと変わったり、いくばくかで量はさほどでもないが、自分が譲れないところを 変えなければならなかったり することがあります。 ジャストメントに邁進して1ヶ月 少し頑張った結果、5月の ゴールデンウィークでストレスを軽減したり、休みを取ることで体をゆったり戻したりすることができる人もいますが、あまりに ストレスが大きすぎるため、 単なる心身症ではなくなり、 うつ病に悪化してる人もいるかもしれないです。 この真ん中ぐらいの人が、ゴールデンウィークをどのように過ごすかがキーポイントになりますが、多くの 第二新卒が 生まれたり、 不登校の第1弾が始まったりするのはこの辺です。
順応性: 環境や状況が変わったとき、その変化に合わせて自身の性質や行動を変える能力のこと。様々な新しい状況や挑戦にも適切に対処できること。高いー低いで表す。
日々同じようなことをしているはずなのですが、習慣:Routineが 強く決まりすぎてしまうと、 あなたのことに 臨機応変に合わせることができなくなります。 自分の習慣が最終進化版ぐらいに正しく整っている人は、譲れないことに対して周りの理解を得るために交渉することができればいいのですが、それが とても理解されないことであると 交渉することすらおこがましいと思うようになるかもしれません。 そして自分の方が変わらなければいけないという強制感に押しつぶされていくようになります。
適当に流して 受け入れる・ 受け止めることができればいいのですが、「答えはひとつ」「みんないっしょに、同じに」 という概念が強い人は、ものすごくストレスを感じるかもしれないです。 自分が外れる側になるというのは不安を通り過ぎて、不安や 侮辱であるかもしれません。
なぜ自分が求めることに対して能力がないのかと焦ったり、 なぜ できないのかと悲しんだ挙句、 自分を責めたり することが始まります。
対策としては、「べき」を減らすこと。「べき」に対して緩く捉えることができるようになることです。ある 程度の幅があって、許される範囲が 広めに取れれば、追い詰められることはなくなります。 当事者 メンバーとコミュニケーションを取って助けを求められれば、救われる方向に行くと思います。 ゴールデンウィークでの過ごし方もしっかり考えてみるといいです。
さて あなたの順応性はどのくらいのレベルでしょうか?







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