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監視社会

まだアメリカに住んでいた頃、映画 ”Enermy of the State”という映画を見たときにショッキングでしたね。こういうことは、ある一部の政治に関与している人だけに起きうることではなく、いずれ素人の身にも降りかかってくることなのだ、ということを実感したのが、1998年です。

もう90歳にもなったGene Hackmanが出ていて、彼は現在俳優としての活動はしていないのですが、台詞も入りにくい年齢になりましたしね・・・。持病もあることですし。でも残念です。

それからはや22年・・・。

町にはたくさんの監視カメラがあり、防犯の意義としてはたいへんに役立つものなのでしょうが、問題は、この元データをどのように扱っているのか?に関して、素人はあまり意識していないことです。保障会社などに勤務しているご友人やご家族がいる場合は、おそらく理解しているかと思います。あるいは、警察関連や自衛隊関連の方々と彼らと近しい方々は。

SNSなどでは、自分からダダ洩れ状態に、自分の情報を世界に垂れ流しているものもたくさんあり、まったく知り合いでないにせよ、見るだけで危機感を覚えてしまうことはよくあります。ディナーの様子をお伝えしたいのはいいけど、IDは拡大すれば見られちゃうよ、的なものや、お孫さんがかわいいのはわかるけど、家の間取りがわかっちゃったよ、みたいなものや、けっこう多いですよね。

私は泥棒でもなければ、殺人者でも詐欺師でもないので、他者の個人情報にはまったく興味はないですが、これらをターゲットとして虎視眈々と狙って、ネットをクルージングしている人たちは確実に存在します。それについて考えてみたことはあるのか?と、今日は少し警告の意味も含まれています。

街中をさほど闊歩することなく、単に家とスクールの往復をし、たまに車で買い出しに行き、たまに自転車で近所に買い出しに行き、という暮らしではありますが、どこにどんな監視カメラがあるのか?は、けっこう意識しているほうかと思います。不正なことをしているから映りたくない!ということではなく、そこで意味不明なあやしい行動をしたくなかったり、誰かに見られて不要な場合に使われたりしないよう、スタスタ通り過ぎることにしていますが、犯罪が起きてしまったときのためのデータ、探すためのデータとしては、おそらくたいへんに貴重なものです。

つい先日までエンジョイしていたドラマ 『MIU404』でもものすごくそれは感じましたね。桔梗隊長が、ナンバープレートをNシステムを使っている最中に無線で叫ぶところなどは、惚れ惚れするシーンでしたしね・・・。他にも、韓国映画のリメイクドラマ ”Voice”でも、かなり、その有効性には納得させられました。

守られている側としては、監視社会の一員として、我慢せねばならぬことはたくさんあると思います。警察官や関連の方々が、本質的な動きを即座にできるようにするためには、とっても便利です。

ということは、ヒトは今後、表も裏もないような行動をしない限り、たいへんに面倒くさいことになるのかなーと。疑いを醸すような行動は取らないようがいいでしょうね、パブリックでは。

この締め付け感のようなものが、室内・家庭内・学校内など、密室での事件や事故を強めてしまうことがあるかもしれないな、と、私などは危惧してしまいます。

実際に、ご自分のお子さんの部屋にSitterさんの働きぶりを録画する人は多いです。これは違法なのか?違法なんです:Recording a babysitter あらかじめ、契約書等に「カメラを回すことがある」と明記し、それにサインしてもらう必要があります。でなければ、ダミー(フェイク)のカメラも設置できません。

信用できる人々に囲まれる社会がいいですが、みんなを信頼するわけにもいかないのが先進国の事情です。なので、監視されることにも慣れなければいけないんでしょうねぇ・・・。

個人的には、家に籠ってしまいそげですけど(笑)。

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