五月晴れ:新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれたが,近年は,一般に新暦 5月の晴天をいう。
もう元々の意味は時代小説を読んでいるときだけ、スライドさせればいい感じなんだね(^^♪
さて、ここのところ、お洗濯も楽しく、PC前の窓から見える空がやたらと突き抜けている感があります。日本ではこれ、いいよね・・・。
ところが、私はCaliforniaの地中海性気候に住んでいたため、雨季が終わる3月くらいから始まる11月まで、7か月半から8か月ほどは、あまり曇らないこの五月晴れ風の空に慣れていすぎて、たまーに、この空が私を鬱々とさせるのでした(笑)。
不思議だよねぇ。私は雨がかなり好きで、雨季のあいだも傘をささずにフードつきのレインギアなどで歩けたし、車からドアまでだったら走ったくらいなのです。むしろ、そのレインギアに当たる直接的な雨の音が好きだったなぁと思う・・・。傘の上で跳ねているような音とはまた違う感じ。しかも、自分の頭や耳脇の形の違いが音に顕れる感じでおもしろかった・・・。
ところが、この五月晴れの天の高さは、キリのないどこまでも続く果てしなさを私に連想させるのであった・・・。雨はいつか止む。そうすると気分がまたスコーンと抜けていく、というような図式があって、雨が降っているうちにカエルがどれだけ歓んでいるか想像したり、アジサイの色が変わる音があるかどうか想像したり、水たまりができる絵に浸ったりなどしているのが好きな傍ら、天の高さの果てしない感は、飛行状態→宇宙状態を想像するハメになってしまい、わからないことがまだまだ人類には多いよなぁと、なんだか鬱々としてしまうんだよなぁ。それもこれもおそらく、Californiaの長い長い乾季の青い空を回数テキに何度も見てしまったからなのだろうねぇ・・・。
逆だよね(笑)。多くのヒトは雨が長くなる時期に鬱々とするんだろうな・・・。
ただ、五月晴れ in Japan は短いので、ここはエンジョイしようと思いますです(笑)。なぜならば、私にとっては残り少ない邂逅になるはずなので。かなり年齢を重ねたことの上に、もう日本に住みたくない病が進んでしまい、またもやCaliforniaの青い空に戻ろうとしているのだから(笑)。文句を垂れているはずなのに、それでも帰りたいのか?ーーーーうん、帰りたい(笑)。
気象学をパイロットになるときに学びました。雲の種類や風の強さの測り方や、風が強く吹く地形や仕組みなど。ゆえに、本当の意味での五月晴れではなく、雲がある晴れた空を見ると、すがすがしさが一段劣るというか、雲の流れのほうに気が行ってしまうことも確か(笑)。そのときに東西南北で考えるんですが、左右上下で言われると、ちょっとわからなくなって混乱してしまうことも確か(笑)。
面倒くさいけど、雲の形が変わるのを見ているのはそれなりに好きなので、Californiaの突き抜けるような青い空が毎日毎日まいにちまいにち続くのはイヤだったのかもしれないなぁ・・・。
とはいえ、今度は山間に家を持ちたいと思っていて、California でお仕事と学業をまた一段落させたら、山に引っ越すぞーい!そしたら、またもや五月晴れがうんと好きになるかもしれないです!





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