常日頃生徒さんに伝えている基本中の基本がコレです。
あなたの使う日本語があなたの英語の天井(能力限界値)なので、英語のためにも自分のためにも、もっと倖せになるためにも、もっと日本語を磨いてください。
でないと、せっかく英語を学んでもすぐに天井が来てしまうので、表現できる範囲が狭く、わかった気になったり、話せるからいいやと思う人が多くなってしまいます。
先日も、句読点についてを改めて考えてもらいました。なぜならば、Writingは英語のほうがちょっと面倒くさいです。だって、26文字の羅列ですからね。組み合わせが多すぎますもの・・・。漢字が使えた方が締まるし(笑)、意味が推測できたりする部分も増えるし、感覚的なことも表現できるのですが、英語のほうが句読点の使い方はもっと厳密です。カンマ:Commaの使い方だけで22個もあります。
他にも、日本語でも感覚的・ニュアンス・微細な差・音の上げ下げの意味付加や逆接など、本当にさまざまな側面があり、そのプロファイルが日本語でわからない、マスターしていない人は、英語でもそこは素通りしてしまいます。
バカ
ばか
馬鹿
莫迦
この4つでニュアンスが違うというのは、わかる人にはわかるし、わからない人にはわからないままで、生涯日本語は使い続けていきます。英語はもっとLow context な単語も増えるので、その選び方のセンスがまた問われていくのです。そうした意味では、このバラエティの差を日本語では漢字という文語で選び取るように、粋だったり、意味深だったり、側面を匂わせたり、などなど、遊びの部分が増えていきますが、話しているだけではわかりません・・・。
ですので、文語と口語の差をきっちり使えている人でなければ、英語でもその幅は必然的に決まってしまいます。日本語でできないことは英語でできるようにはならないからです。
そうしたことをわかった上で英語にもタックルしたほうが、効率がいいのです。感覚的に使えている人のほうが、座学で最初から学ぶ必要はないですから、応用していくのみ、となっていきます。ラクだよねぇ・・・。知識よりも先に感覚が入るほうが楽しくラクで速い&早い。そうした意味では、日本語ができる人のほうが英語にもAdvantagesが高いです。
ですから、英語を速習したい場合は、同時に並行して日本語についても意識していってくださいね!
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