小さい頃からずっと、私は絵が描けるようになりたいと思ってきました。 自分の描いた絵がさほどうまくないとわかったのは、幼稚園の年少組の時です。 この自覚が吉と出るか凶と出るかをずっと見てきたわけですが、 ひょっとすると吉と出たのかもしれません。
小学校・ 中学校ではまだ 図画工作や美術の時間があり、 避けては通れぬ創作の時間がありました。 とにかく嫌いだった。 少し ごまかせてしまう写生大会は、屋外ということもあり 開放的な気分で「真面目にあるべき姿を描こうかなぁ?」 などと思うこともあったんですよ(笑)。
私は絵を描くのが苦手でも、絵を愛でることはできたような気がします、 それもかなり幼い頃から。それもそこはかとなく 漠然と思っていただけで、実際にそれがわかるのはアメリカに留学に行く前にヨーロッパ旅行をした時です。 お城巡りをしたり、 美術館巡りをしたり、 第一線のファッションのメッカを歩いてみたり、 美容院を巡ってみたり、 その中で自分のセンスがさほど悪くないことがわかってしまったのです!
ということは、 私はちょこっと絵が描けるようになったとしても自分に満足しないということも同時に わかってしまったわけですね。パリには3週間ほどいたのですが、 その間 オルセーとルーブルは1週間のチケットを購入しました。なぜならば 飽きないのです。 見ても見ても飽きない。 1つの絵の前で唸ったり、泣いたり、瞑想したり、 絵の中に吸い込まれていくような気持ちになり、時間が過ぎるのがとても早かったです。
アメリカに渡ってからも、美術館や 博物館、 ミュージカルやオペラに 次々と行くことになります。 貧乏暮らしをしてそれに慣れてきた私にとっては、かなり刺激的で違った次元での楽しみが増えたことになります。でもやはり自分では描けるような気がしませんでした。
そして月日は流れあれからもう30数年、 私は絵を描くことを学びたがってきたのですが、未だ 実現していません。(・・;) 少しゆとりなのは、 仕事も全部終えてリタイヤの準備ができたら、 私にはやりたいことがまだ残っているということです。その時になって先生につかずとも オンライン上でなんとか練習ができるといいなと思いますが、ダメなようであれば 生身の先生につくぐらいのゆとりがあるといいなあと思います。
英語講師をずっと続けてきてグラフ や 図はたくさん書くのです。 板書もします。けれども 絵 は本当に上手くならなかった・・・。(・・;) ようやくわかっていただけるレベルで、昨今ではCanva.comで色々作るのが楽しくなってきたものの、 0から これを作るのは無理だということが分かります。 悲しい ( ;∀;)
死ぬまでに 絵が描けるようになりたいです!








コメントを投稿するにはログインしてください。