うーん、この質問は、逆に「日本人はなぜ天皇家が好きなのですか?」を想像すると、すぐにわかると思うんですがいかが?
(これらのタイトルの設定は、Precious One English Schoolでは、パートさんにお願いしております)
結論としては、「個体差が大きい」なのですが、好きな人は好き、嫌いな人は嫌い、と点在しているにせよ、多くの日本人は、自分の日本人性を否定して気持ちよい・心地よい気分になりにくいので、天皇家を全否定はしていないと思います。天皇家の方々でも現在では「現人神」ではなく、ヒトとして個人として、皇室に生まれたり、嫁いだり、制約があるにせよ、私たちの気持ちに寄り添い、現代社会を共に生きている、としていらっしゃいます。
私ですら政治的な立ち位置は、日本人の中ではかなり左寄りではありますが、皇室の人々の存在意義について、まったく否定をするものではありません。私個人は近寄る予定もなければ、所望されるはずもないので、できうる限り遠くから、尊重・尊敬申し上げられればいいなと考えております。
ですので、私は「大好き」ではないんでしょうね。上皇ご夫妻の性格のまっすぐさや、天皇ご夫妻の聡明さや純粋さには、胸を打たれますし、みなさま打たれ強い!と吃驚はします。が、「大好き」とは違う気がします。
が、知り合いで、行列にしっかり並び、炎天下を我慢強く旗を振り、記念品を購入した知り合いもいます。友だちとまではいきませんが、特に右寄りな政治思想とも思えず、真ん中あたりなんだろうと私は測定しています。TV中継をかたや真剣に見ていた方々も友人・知人にはいますし、皇室御用達という謳い文句に弱い人々やグループを、知らないわけではありません。私はやりませんが、彼らを否定することもまったくないと考えています。
私の知り合いにはおりませんが、天皇制度に関するBlog記事を書き、掲示板に参加している方々も、オンライン上ではお見受けします。その記事を素っ飛ばして読まないか?と問われれば、私はかなりまじめに読むのです。感情論だけなのか、歴史だけなのか、そこに法則性や論理や政治はあるのか、などなど、検証するには、とっても有意義なデータです。
なぜ、長々と個人のパターンを書いてみたか?というと、おそらくイギリス人も皇室に対する感情はさまざまだと思うのです。
しかも、イギリスは日本よりもさらに【多様性】が高いので、点在の幅が広いかもしれません。ものすごぉく好きな人と、ものすごぉく嫌いな人の幅が広い、というイメージです。
そうした意味では、10数年前流行した『統計学は最強の学問である』というのは、あながち嘘だらけでもなく、物事を見るときに、統計学的に捉えるというのは確かにいいことだろうと思えます。
大好きという人々が多い、という前提から考えていくのは、かなり危険である、という気づきが必要です。しかも「何を以て大好き・好き・嫌い・大嫌い」とするか?の定義も必要です。
たとえて言うならば、
日本人はなぜ『鬼滅の刃』が大好きなのですか?
という問いそのものが間違っています。これを書かせるために、パートさんたちはこの質問をしてくれたんだと思います。ありがとう(^^♪
お恥ずかしいことに、私は『鬼滅の刃』はジャンプ掲載時代も知りませんし(どうやら最終回を迎えたらしい・・・)、Amazon primeでのアニメも観ておりません。どのくらいの長さだったら見られるか?という、時間との戦いを今はしたくなく、ちらっと見た絵のタッチにも魅了されていません。
こういうヒトだって、たぶんイギリス人にもいて、Royal Familyって誰?などと言っているかもしれないですよね(笑)。
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