オンラインスクールの受講が全般的に悪いわけじゃないです。いいことがたくさんあります。
家からであれば、
- 服装を気にせず、飲み物が選べる
- 移動時間が節約でき、お金も節約になる
- いつもいる場所なのでそもそもリラックスできている
という大きなメリットがありますもんね(^^♪
ただ、トレンドとしては、英会話を中心にしているのがオンラインスクールです。昨今では、リモートワークの浸透で、しっかりしたレッスンをZoomなどで提供しているスクールも増えていますが、オンラインのメリットはスクール側にも確かにあるのです。
- フィリピン人など、労働コストが削減できる
- 1名の講師でたくさんの生徒を一度に教えられる
- 板書をするしないは講師の自由で、そもそもの資料(PPT、Excel、Word,PDFなど)通りのレッスンを進められる
この3つがおそらく大きなものですよね。
ただデメリットもたくさんあります。
生徒さんの立場に立ってみると、
- 臨場感の強さは、講師の質やレッスン内容次第
- 受講人数が多いか、マンツーマンであってもNative講師や日本人講師ではない
- うっかりダウンロードやメモを忘れると、せっかく受講した意味が薄くなる
- スクールによっては、音声や画面のシェアをしてくれない
- たまにPCやスマホの不具合が起きる
スクール側のデメリットはさほどないのですが、Precious One English Schoolでは、スクーリングのほうが効果が高いことは、公的に声明しています。顔だけではなく、声のボリュームの細微な違いや、その時々に生徒さんとのダイナミクスで起きるハプニングの回数も多いですしね。
オンラインで英語 スクールランキング 2021年10月現在
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これを読み込んでみても、やはり安価を売りにしていれば、「安かろう悪かろう」な面が起きそうですし、アポ取りやカウンセリングなど、充実度に差が出ます。
英語ができるレベル感で、どのくらいの時間を話せば流暢になるかという実感や目安など、それぞれのスクールが保証しているわけでもないです。なぜなのか?それは簡単!できないのですよ。
安価だから、なおざりにしていいというわけでもないですし、個々人にマッチしたものを考えなくていいわけでもないのですが、そういう傾向はあります。悲しいけれども・・・。
ここではしっかりと掘り込まれていない問題は、「基礎力がついていない人に英会話はまったく向かないし、Nativesだけではなく、外国籍講師のレッスンは向かない」という事実。
そもそも英語の表現は、相手やタイミング、場所や場合によって、さまざまな表現になるので、「日本語でこう言いたいときにはこう表現するのだ」ということは、勘違いだということがわからないと意味がないです。普段から、Google 翻訳などを使っていて、通じていると思っている人は、おそらくかなり長い英語学習時間が必要になってしまいます。
日本語でこう言いたいときは、A!と決めつけているような教え方では意味がないから、と英会話を学ぶ人が多くなってきている昨今ですが、それはまた違う・・・。英会話はさまざまなパターンをあの手この手を使って紹介していくものなので、けっこうキリがないのです。Nativesに言わせれば、「私はそうは言わない」ものもありますし、状況や相手によっては使わないものすら紹介します。
だったら、この「タイミング・場所・場合や状況・相手」によって存在する法則性というのを、しっかり基礎として学んでからやるほうが効率がいいです。実際に、NHKラジオ講座を10年やっている方々や、英会話スクールに数年以上通っている方々がいらっしゃいますし、私もお会いしたことがありますが、自在に話せるというわけでもないですよね。言いたいことを話せる自信と実感のためには、この基礎的な法則性を学んでおいたほうがオトクです。それは、文法だけではないですし、語彙だけでもないですし、4技能での少しの差というのも法則性といて慄然と存在します。
ところが、それらを網羅して教えているスクールはとても少ない・・・。生徒さんたち側からしたら悶絶ですよね・・・。
ここのところを考えてみてから、オンラインで英語を学んでみてください!
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