最終的には「長期記憶に入っている」というのが厳密な表現ではあります。が、プロセスとして、暗記をする必要など微塵もありません(きっぱり)。日本語を暗記している分野として、多くの社会科学の科目があります。小中校のレベルで行くと、
漢字・英単語・人名・地名・事件&出来事・言葉の定義などなど、多岐に渡りますが、共通項があります。それは、現象や物事・人などの名詞化されているものをメインとして、言葉を継ぎ足して、理解することを言語でサポートしている、ということです。
しかも、コレは左脳に入れて、左脳を使い続ける作業なので、定着するまでがかなりたいへん!とはいえ、すべてを右脳(実物や写真や映像)で入れ込むのも方法次第では手間がかかります。この使い分けができれば、単語は暗記する必要性などないんですけどね・・・。(さらっと言っていますが、身体の構造的には正しいですので・笑)
私個人は、小中高大のまじめに勉強に取り組まなかったので、暗記をトライしたのは、日曜学校のジャンヌダルクの演劇の台詞だけです。でもかなりテキトーでもお芝居は進みました(笑)。あんな苦痛はやりたくないですよ。
が、みなさん不思議ではありませぬか?
歌詞であればかなり入る(笑)。しかも長期記憶に自然と入る(笑)。
こういうコツのようなものを持っていることを自覚していけば、生活の中で充分、無理なく、語彙を増やすことは可能です。しかし、いつまでも単語帳や、語彙偏重のテストを介して英語の勉強を続けていくのであれば、修行の道しかないでしょう・・・。(・・;)
ある一定の目安のようなものが、英検やTOEICには実在します。それらを本気で単語帳で入れ込むことは、Precious One English Schoolでは行っていません。中学生・高校生には、英語のみのサイトで、英語や絵(イラストや映像)で変換をしてもらっており、日本語を介することを極力減らしています。が、それも導入段階であり、最終的には「どのくらいの単語を知っているのか?」というチェック機能となります。
でなければ、いつまで経っても実際に話す・書くというアウトプットに生かされてこないからです。その勉強時間を長くしたいのであれば、単語は暗記してください。<(_ _)>
English Speakersの子どもたちは、幼い頃に Flash cardsというのを使います。が、それは導入で使うのみであることをしっかり理解していただけたら、と強くお願いしたいです。このようなサイトがあるので読んでみてください。フラッシュカードの利点と弊害 これを長い間、小中高の12年間続けていたら、強制感満載になりますし、実際には使えるようになりません。程度問題です。
最もいいのは、自分が生活していく中、事象・物・人・事柄などについて深く考えるようになり、よく観察した上で、それを日本語で表したいのか、英語で表したいのか、自分の中で意識して、実践することです。観たときにそのまま理解して自分のものにしたいのであれば、英和辞典ではなく、和英で充分です。
英和辞典を使わねばならぬのは、強制感満載のReadingが多いときでしょう。そのListeningやReadingのアウトプットに対する態度や、プロセッシングについて、しっかり理解して、導入部分から自然の摂理に叶ったラインに落していけば、単語は一切憶える必要はありません。
多聴多読を強制するのか、結果的にそうなっているのか、は、ベースラインが違います。心の向きを考えてみてください。強制的に何かをやることは、結局のところ身につかず、宝の持ち腐れになったり、脳のどこに入っているかわからなくなったり、忘却の彼方へと飛んでいってしまいます。
単語はぜひとも暗記することは回避してください!!
コメントを投稿するにはログインしてください。