春の予感

02/29/2008 にアップした文章です。

 

ここのところ暖かい気がします。気のせいかもしれない(笑)。私の体温はあまりアテにはできないようですから。どこに基準があるのか、自分でもこのところ混乱しており、春一番まで吹いたし、それでも胸元が寒かったり、うーん、どうもわからん・・・。けれども、春だろうな、と思い、またデザインを変えてみました。落ち葉は冬でもなく、秋のデザインだったのですが、今回は季節でもないようなそんなハンパなものを・・・。またもやだるま市の季節になっているのです。気づくと、もう日本に戻ってからラクに1年半になろうとしているのだなぁと。それでもまだまだ完全には日本人マインドにはなっておらず、この先も東京に住む日本人として生きていけるのかどうか、自信はあまりないかもしれません・・・←弱気(爆)。

 

去年の今頃は、なぜ日本人は桜が好きなのか書いたんだっけなぁ・・・と思いつつ、それはもっと昔だったのかなぁとも思い、頭があまりよく整理されていないことを確認。なぜならば、私自身、どうして桜は好きな部類なのか、よくわかってもいないからなのでしょう。いろいろ理由はつけてみたものの、どうも自分でも納得していないのですねぇ・・・。

 

簡単に表現されるのは、「刹那な瞬間に咲いて散る」というその潔さが、日本人らしい決意や儚さや人生観を顕しているからだと言われます。では、私もそれなのか?と問われると、どうもそれも一部にはあるらしい。けれども、決定的なものではないような気がする。アメリカに長いあいだ住んでいたら、折々、日系人や移住日本人に同意を求められることがあるわけです。「もうじき桜の季節だね。見たいなぁ。日本人はやっぱり桜だよね」と。日本人=桜ではないのだけれども、なんだかこんな表現になる。日本人はやっぱり桜が好きだよね、あるいは、日本人であるからには桜のよさをわかっているよね、などということなのですが、会話は進むのですが、どうもどうしてなのかを追求してこなかったような気もする。ただただ、流されたまま、狂乱の中に埋もれて、桜の時期を愛でることを逃してきてしまったような気もする。

 

とにかくいろいろ読んでみようと決意。

http://homepage3.nifty.com/~tabi/c83/sakura1.htm

http://weathernews.com/jp/c/press/2006/060329.html 満開よりもやっぱり散り際が好きなのだそうだ。

http://www.geocities.jp/shin_nakaoka/zuihitu/zuihitu1/zuihitu1.htm やはり思い出が桜によって毎年強化される説を採っているようです。

http://www.katugaku.com/katugakusya/main/html/1gejinlong.htm このエッセイは深いなぁと思いました。読んでよかった。→なのにもうない!ごめんなさい <(_ _)>

http://www2u.biglobe.ne.jp/~gln/13/1329a.htm 壁紙が「植物とは」になっているので、ホームまで行ってしまった。うん、なんだかオトクな気分にはなった。

http://www.l.u-tokyo.ac.jp/ginnan/200419/fu.htm そうなのか。留学生はこのように感じるのか。しかし、日本語じょうずだなぁ。→これもない!ごめんなさい <(_ _)>

 

他にもいろいろ読んでみたのだけれども、古事記や日本書紀の中にも桜の記述があります。平安時代、桜は短歌の題材にはされていました。松尾芭蕉なども桜は使っています。が、やはり日本人=桜の構図ができたのは、軍隊がその腕章や帽章などに桜を模したものを使い始めて、警視庁も使ったことが挙げられるので、まだ130年足らずで、ここまで浸透したのだろうというのが、本当のところかもしれません。

 

なぜならば、ラジオやテレビが開始されるまでは、桜前線などという言葉はなかったわけだし、桜開花予想というのもなかった。興ざめなのは、お天気が商業と結びついていることで、気温の高低をコンビニなどでは、温かい・冷たい飲み物の仕入れ指標にしているわけです。きっと桜予想も同じで、仕出し屋さんや酒屋さんや宴会場などの仕入れ予想にも使われているわけですね。便利と言えば便利なんだけれども、それでいいのか?という不思議も生まれます。

 

私の桜を愛でる気持ちは、日本人だから生まれているのか?と改めて聴かれると、そうではないような気がしてきた・・・。実際にあった話に多少付け加えがあったとしても、George Washingtonと桜の木の話は、けっこう共感ができるし、建国からこっち、アメリカ人の心に何か大きな愛国心を植えつけてきたことはわかるものなぁ・・・。

 

日本人は夜桜が好きだというのも特徴らしいです。私も夜桜は好きで、井の頭公園の想い出がいくつかあります。神代植物公園の桜は見事で、桜に抱かれたような気持ちになって、数時間を過ごした記憶もあります。西さんが去年撮った野川公園の穏やかな小春日和の中でひなたぼっこをするネコの写真もすごくいいです。必ず咲く季節になって、話題があり、実物があると、必ず思い出してしまうという作用は大きいのでしょう。たとえアメリカに居たとしても、なぜかその話題は出るし、異国にいるからこそ想いは募るのかもしれず・・・。そして、その想い出に対する愛着があればあるほど、強化は進む、と・・・。

 

イチバン好きな花は?という質問を、私は生涯でおそらく100回くらいはしているのですが、そこで「桜」と答えた人はわずか2人しかいませんでした。多くの人にとって桜はやはり樹木なのでしょう。さらに、やはり、春という季節が来なければ思い浮かばないものなのかもしれず・・・。

 

であるならば、やっぱり「臨場傾向」というのは否めないのかもしれません。私とて、季節が来なければ、桜を思い出すこともさりとてありませんし。

 

あ、でも森山良子女史の息子さんが、歌手としてデビューしており、そのアカペラは聴きました。上手なんですねぇ。他にも桜を題材にした歌はけっこうたくさん出ているようで・・・。こうして商業と一体化して、日本人の心は流れていくわけです。いや、いけないと言っているわけではないですよ。いいところもたくさんあるに違いないのですから。http://ranking.goo.ne.jp/ranking/025/sakura_song/ 思わず調べてみて、こんなにたくさんあるとは思いもせず・・・。歌をよく聴く人々は、季節が来なくても思い出しているのかなぁ・・・と少し疑問も湧くのですが。私は音楽を四六時中聴かずとも生きていけるので、わざわざマメに揃えたりもしませんし・・・。

 

春の予感とはいえ、まだまだ桜の開花には時間があります。宴会はしないことは決まっているのですが、ご予定があるみなさんは、粋なイベントのプランをぜひぜひ今から準備してくださいねー。それよりも、私は早くこの咳を止めたいです。もう2週間を越しましたから、そろそろ治ると思うんだけどなぁ・・・。

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