渋滞に巻き込まれる覚悟

05/03/2008 にアップした文章です。

 

アメリカでは、Thanks GivingとChristmasでの民族大移動。日本では、GWとお盆と年末の民族大移動。これをハタで見ていて思うのは、「出かける前の覚悟とはいかに?」というもの。私はこの年齢になって、珍しいことに、この民族大移動に巻き込まれたことが一度たりとてなく・・・。が、この時期ではない渋滞に巻き込まれた経験は幾度となくあるのです。事故渋滞もあれば、日常的な渋滞もあり・・・。事故渋滞のときは、のちのちニュースを見ていた人に聴いてみると、それでも10キロ渋滞くらいだったから、私などの持っている「堪忍袋」では、キャパが小さすぎて、この時期の渋滞に巻き込まれることなど、到底無理かと・・・。それを思うと、みんな気が長いよなぁ・・・。

 

そもそも、これはある種の「中流階級にすらなれなかった貧乏人の負け惜しみ」と思ってくださって、大いにけっこうなのです。実際、その通りなので、渋滞に慣れる学習ができなかったわけです。それがどれだけうんざりすることなのか?という想像は、日常的渋滞からしかできないので、それが「地獄のようにすごいもの」としか思っておらず、もしかすると、渋滞に巻き込まれるポジティブな面もあるのかもしれないのですが、とてもとても考え付かず・・・。

 

幼い頃は、私たち姉弟を行楽地に連れて行くことを、ミニマムで抑えようとしていた両親は、GWは「混雑するから家にいよう」とスローガンにしていたし、お盆と年末も渋滞するので、学校の都合が終わり次第、すぐに父の実家に送る(あるいはいっしょに行く)ということにしており、ほんに、渋滞に巻き込まれた記憶は、さほどないのです。あっても、本当に10キロ渋滞くらいで、事故渋滞だったんでしょうねぇ・・・。それでも、子どもの車内での苛立ちは、両親には耐え難いものだったのだろうから、彼らなりに工夫して、どんどんオフなときに父の実家に行くことにしたのだろうし・・・。中央高速が名古屋まで開通してからは、わずか3時間ちょいで父の実家までたどり着くことができるのですが、昔は、八王子経由大月ののち、諏訪を経て、と8時間くらいはかかっていたのです。だからこそ混雑しなかったというのもあるのかもしれないですが・・・。ナヴィゲーションシステムがあるわけでもなく、調べるという作業を怠る人には、並大抵のドライブではなかったわけで・・・。

 

子どもの頃、親に連れて行ってもらった遊園地の回数、私は数えられます。ええ、わずか3回。京王遊園という今ではつぶれてしまったところに1回。よみうりランドに1回。後楽園に1回のみ。近所のおじさんにサマーランドに連れて行ってもらったことが1回。あとは、中学生くらいになってから、子ども同士で行ったことが数回ほど。そのせいか、その生涯回数を増やすために、アメリカに行ってからは毎年「あ、まだ今年は行ってない!行かなくちゃ!」という不思議な義務感すら生まれたものです(笑)。ダメだねぇ、今でもジェットコースターは大好きだ♪(ちなみに英語ではRoller Coastersと言いますので、間違えないでね)動物園も、上野はたったの1回しか行ったことがないし、多摩もおそらく3・4回。しかもそのうち遠足というのがあったはず。水族館は一度も行ったことがなかったくらいかもしれない。大人になってから、くらげの妙を知ったのだから・・・。

 

それでも、東京ディズニーランドには1回しか行ったことがなく、その理由は、「並ぶ」と聴いていたから(笑)。ものすごい拒絶反応なわけですよ・・・。母も2回ほど行ったことがあるらしいのですが、私よりずっと並んだらしい・・・。私は消防士さんとのデートで行ったのですが、前日大酒を飲んだので、ものすごい二日酔いで、乗り物に乗れるモードではなく・・・。私は、その消防士さんが大好きで、アメリカ行きが決まっていなかったら、「こういう人と結婚したらものすごく倖せになるだろうなぁ・・・」と思っていたのですが、今は何してるのかなぁ・・・。きっと誰かをうんと幸せな気持ちにしているんだろうなぁ・・・。

 

他の観光地と呼ばれるものにも、記憶の限りは数回しか行ったことがなく、みんなが観光を敢行している最中でも、私はひとりでぼーっとしていたり、動かないで温泉に入っていたことが、鮮明な記憶になっています。

 

バブルの最中に10代後半から20代前半だった私は、いわゆる「行列のできるお店」の初期を体験しているのですが、ええ、一度も並んだことはありませんっ!(笑)並ぶくらいならば行かない。私の「待つ限度」は、銀行ではチケット制になってから(番号札が出てくるよね・・・)10人。たこやきやさんやファストフードなどの出店カウンターでは3人。レストランでも3組。時間に直して8分以内かなぁ・・・。

 

みんな、こうして冷静に限度を考えたことはあるのだろうか?私が固執しすぎなのだろうか?

 

とにかく、混雑は、アメリカに行く前からダメだったわけです。アメリカに18年半も住んでしまった今、さらにダメに拍車はかかっているわけで・・・。

 

日本に居た頃は、アポ制度というのがないことにやたらめったら腹が立っており、アポ制度は高級レストランくらいにしかなかった・・・。今も、それほど変化は現れていないようで、ビジネスやクリニックなどではあるにしろ、高級感とアポは伴うらしい。それは人々の時間泥棒の根源になっているような気がする・・・。

 

アメリカでは、医者も最初に主治医のところにアポで行き、そこからのReferralなので、書類はすでに完備しているので、待つこと数分ですね。遊園地も、私は平日派なので、10分以上待った記憶はないです。あ、ただし、LAのDisney Landではものすごい混雑しており(平日だったのに)、チケット制度だったので、散々歩いてから戻ったりしたなぁ。それを日本も昨今取り入れたらしいですね・・・。遅いと思う・・・(汗)。日本でバカみたいだと思ったのが、アイスクリームやさんの行列で、アイスクリーム1個くらいしか食べられないだろうに(がんばっても2個くらい?じゃないと溶けちゃうし・・・。あるいはドライアイス代を払って持ち帰り?)、1時間半も待って「食べたい!」と言っていた人々は、アリの行列のように続いていたこと。レストランでも、アメリカでは、ファストフードこそないですが、パパさんママさんビジネスのレストランでも、予約は受け付けてくれるので、私は待ったことがないです。

 

当然、アメリカはほとんどの高速は、High wayではなくて、Free wayなのですが、混雑するのは、料金所のせいなのでしょう。確かにBay Areaでも橋代を払うところは混雑している。渋滞をする時間帯は決まっており、私はそれを避けて学校のクラスを取ることにしていたし、それほど渋滞に巻き込まれたという記憶はないのです。

 

こうした生活習慣のせいで、とてもじゃないが、この時期、ガソリン代も税制が戻った折、どうして人々は、車に乗って渋滞の中に吸い込まれるようにして出かけていくのか?ということがどうも解せぬ。満タンにしたら、1,500円くらい違いが出るのだろうし、渋滞しているときには平素よりももっとCO2がたくさん出るんだろうし、いっしょに車に乗っている人々同士も、決して気分がいいものではないだろうし・・・。うーん、その覚悟はどこから?

 

叔母が八王子で病気なので、いつも駆けつけることができるようにはしているのですが、トヨタレンタリースは近所で飛び込みができて、京王線+タクシーでも1時間以内で行けるようになっています。それくらいの事情しか、私はGWのこの混雑のさなか、動く理由が見つけられないでいます。「子どもを持つと違うのよ」という声も聴こえてきそうですが、だったら歓んで「子どもを持たなくてよかった」と言えてしまえそうなくらいの混雑イライラさを持ち備えているわけです。

 

生粋の貧乏でなくなってよかったことは、新幹線などで予約して、指定席が取れるようになったことかなぁ。それでも混雑したらその時期には行かないです。人々が群がるということに、どうも私の頭の中では、「イナゴの大群」が思い出されてならぬのです。どうしてこの連想なのかわからないんですが・・・。ということで、GWにも躊躇なく仕事を入れてしまっているわけです。特に休みたい!旅行したい!という欲は、目下のところないので、時間ができたら、どこかに行きましょう>8月の渡米は決まったしね。

 

 

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