Michiko
「孤独」は健康に悪い、毎日たばこ15本に匹敵するということが世界中で問題になっています。どうやって測定するのだろうかと思いますけど。イギリスではメイ首相の頃に「孤独担当大臣」というポストができてニュースになっていました。イギリスだけではなく、アメリカ、オーストラリアなど多くの国で「孤独」が健康を阻害する現代の伝染病として問題にしているそうです。
去年の暮れに買ったビッグイシューで「table talk」というイギリスのブライトンで始まった取り組みを紹介していました。ブライトン市内のカフェで「share this table」というPOPを置いておくことで、そこで性別・年齢・職業もちろん問わず色々な見知らぬお客さん同士が楽しく会話をすることが増えたのだそうです。
そのほかイギリスで始まった「Happy to Chat bench」という取り組みもあっていろいろな街に広がっているとか。これは公園などのベンチに「the happy to chat bench」というPOPを貼ってそのベンチで見知らぬ人同士の会話を促すものだそうです。
日本でも同じようなことってできるのでしょうか。日本人はちょっと人見知りな気がしますけれど、高齢化や単身世帯はどんどん増加しているので考えたほうが良いのかもしれません。
近年どんどん生涯未婚率はあがり(国勢調査によると2015年時点で男性は23%、女性は14%)離婚率もあがり(35%程度で推移しているそうです!)単身世帯は増えるいっぽうです。若いうちは友達も多く、会社勤めしているときは仕事に忙殺されてもいて孤独を感じる機会は少ないかもしれません。
それに一人でいるから孤独かっていうとそんなことはないですよね。今は一人焼き肉や一人カラオケとか一人を楽しむ人も目につきます。
寂しさを感じるのは今まで普通にいた人がいなくなった時、これは結構じわじわときます。ペットも家族または少なくとも同居人ですから同じたと思います。あとは年を取って友達も減り、体力が衰えたときとか。
やはりそういう時は人の助けが必要なんじゃないかな。自分では大丈夫だと思っていても意外と大丈夫じゃないみたいです。
孤独がそんなに世界的に問題になっているってあまり考えたことがなかったので、これまで一人はそんなに悪いことではないと思っていたのですが、自分も単身世帯の一人としてこの機会に考えてみようと思ったのでした。
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