第一チェックポイントは、「なぜTOEICのスコアをあげたいのか？」「なぜ英語学習としてTOEICを選んだのか？」ということです。オンラインでいろいろ検索してみたり、英語スクールを経営している体験上、TOEICを英語学習の成果と捉えている人はかなり多いことがわかっています。
これ、やめませんか？？？
だって、Listening & Reading の4技能のうちの2つしか測っていないんですから、英語力の成果にはなってないですもの・・・。(・・;) それでも簡易式だし、教材がたくさんあるし、人事をはじめとしてさまざまな人が「TOEICのスコアは取っておかないとね！」などと言うからやっている、という現状ではないですか？
いいじゃない。だってこれが終わったあとに、Speaking & Writing を付け足せばいいんだから！
と割と安易に考えている人いますよね？そうはならないのです・・・。(・・;) なぜならば、文法偏重傾向になってしまったり、パターンで暗記していたり、日本語訳を相変わらずしていたり、と、悪しき習慣をさらに強く刻み込むだけの学習時間の延長になるだけなのです。
なので、基礎が入っていない場合、TOEICの勉強はしなくていいですので！
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この意見が安堵をもたらすのか、さらなる混迷をもたらすのか？
第二のチェックポイントは、続かない＝やり方、作戦がまずい！ということに気付けるかどうか、です。続けられるということは、自分が自分のことをよく知っていて、続けられる好きな方法を採り入れたり、確実に成功体験とできるので楽しかったり、ヨロコビが大きかったり、使う機会がたくさんあることを実感していたり、という場合。続かないというのは逆パターンです。
なぜに、そんなに修行をするのか？人生の中で根性で乗り切る方法をどうしても必要とすることなど、そんなにたくさんはないと思うのです。分野にしろ、回数にしろ、英語はそれに値するもので、その中でもTOEIC学習というのは、そんなにすごい見返りがあるんでしょうか？イヤでイヤで仕方なく、なかなか結果が出ないけれども、どうしても続けなくてはならぬこと、というのは、とても数少ないことだと思うのですが、どう判断しますか？そのひとつが、TOEICであるならばぜひともやっていただきたいですが、そうではないと思うんですね・・・。
しかも、そのつらい勉強を続けて、成果がうんと上がるのならともかく、そんなにつらいのに、続かないほどなのに、わずかしかスコアが上がらないとか、そんなにがんばったのに英語力が定着しないのであれば、やはりやり方が間違っているとか、学習対象物として、TOEICは間違っているんですよ。
でも、そうだ！と決断することはなかなか難しいですよね。だって、他の人たちが異口同音でTOEICスコアが上がることが大切だって攻め立てれば、本当に錯覚してしまいますものね・・・。そこに抗うのは少したいへん・・・。けれども、そろそろ抗い時ですよ！TOEICをがんばって勉強しても、英語力全体は上がりませぬので、そろそろやめてみたら？？
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