これは、日本語に訳せなくても、という意味で使っています。なぜか、日本の英語教育では、英語を日本語に訳せない限りは理解していないことになる・・・。なぜだ?それは、その個人が理解しているかしていないかを紙上で査定するには、訳すという方法だと試験・設問を作るのに面倒がないから。語彙も同じで、日本語⇔英語の変換ができることが理解していることとなるのですよね・・・。
ただ、この日本語に訳すプロセスを理解という目標のための途中に入れ込むと、実際に書いたり話したりするのに、ものすごく時間がかかる迂回路になってしまうことに、多くの人々は気付いていません・・・。話せるようになるまでに何時間かかるのがフツーだと思われているか?ちと怖い・・・。ホラーストーリーです。
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3000時間!
中高で1000時間以上やっていてもあと2000時間とか?
そんなに掛かるのにやりたいという人がいるのが理解できず・・・・→元来ナマケモノなワタクシです (-_-;)
私がなぜ渡米をしてまで英語が話せるようになりたかったのか?というのはちと違うのです。まず、パイロットになりたかった。ヘリコプターのパイロットに。なので、そのために必要な英語は話せなければならぬ、とひたすら前に進んだだけでした。
実際、英語スクールに通ったのは、8か月。しかも、7か月の授業数は半分なので、実質は4.5か月分の授業しか受けていないです。1日7時間の授業で、週に5日間の授業だったので、
7X5X18週÷2=315時間
しか、授業は受けていないのです。けれども、9か月目にはもうヘリに乗ることになっていて、無線を聴く練習もして、ABC を Alpha, Beta, Charlie, Delta, Foxtrotなどと、直しつつ、クリアにしつつ、話すことも開始しました。
そのときからずっと考えていて、いずれ英語を教えるなどとも思っていなかったのですが、25歳の私は、「さまざまなことができる人のほうが英語もやはり早く&速くマスターできる」とひとりごちていたものです。
私個人は、まったく英語を日本語に訳すことはできませんでした。とにかく、目の前にあることのみを英語で直接話すこと、表現することに終始し、日本語を介在させることはヘリコプターが数百メートルも前に進んでしまうことを意味していたため、避けておりました。けれども、話せるようにはなったし、聴けたし、特に問題もなく・・・。通訳になる、翻訳家になるために英語をマスターしようとは思っていなかったため、日本語でどう言うのか?というのは考えなかった・・・。必要なかったですしね・・・。
そのほうが時間は少なくて済むし、苦労も要らないし、早道だと思います。
むしろそんなに座学を増やすよりは、英語以外のことでできることを磨いたほうがいい。折れない心を作ったほうがいい。
個人的には、うちの生徒さんもそのような関連性が高い統計が出ています。マスターの早さは、他のことがいかによくできるか?好き嫌いや損得勘定で判断せずに、そのモーメントに集中できるかどうか?に掛かっている気がいたします。




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