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アンパンマンはなぜ言葉のわからない子供にも人気があるのか

ヒトがヒトを見るのにはある法則性があります。だから、黄金比などと言われたりもするんですね。赤ちゃんの美しさは何で決まるか?というと、「頼りなさ」なのです。そして、赤ちゃんは自分たちがどんどん大人になっていくと、「美しさ」に対するバラツキが出るようになるんですが、対象となる人がどの年代なのか、性別は、などでまた細かく分かれていくようになるわけです。

が、基本形は、自分たちが赤ちゃん➡乳児➡幼児なので、そのあたりの美しさを基準としていき、大人になっても、赤ちゃんは「こういう子がかわいい」というのは、本能に根ざしているものだったりします。

『逃げるは恥だが役に立つ』でも「かわいいは最強なんですよ!だってかっこいいだとかっこ悪いところを見たらもうダメだけど、かわいいは無敵なんです」という台詞があったような・・・。そうなんです!かわいいは本能に根ざした無条件無敵の生き延びるための武器なんです。

子どもたちですらわかってしまうかわいさ(笑)。自分たちも子どもなのに、もっと小さい子を助けている幼稚園児など、切なくかわいいですよね・・・。

どんな生命体であっても、自分の種の赤ちゃんに対するAlloparental behaviorというものがあります。Alloparenting 無力な赤ちゃんから子どもたちが、同種同族によって育ててもらえるようになっています。

そのため、見かけが頼りないもの、無力に見えるほど、かわいいと思ってもらえて、まだ手つかずな状態、自力ではできることがない・少ないなどというイメージが伝わる外見をヨシとします。

アンパンマンもその特長あり、です。

やっぱり左側のほうが、「美しい」よりは「かわいい」に近いですよね?受け手の感想の統計もそうなっている、という実験です。

こういう実験が形を替えて、さまざまにされており、Halo effectなるものも、かわいい・きれいなどの追求をし続けています。

かわいい=頼りない、抜けている、助けてあげたい、ほっとする、などのアドバンテージがあり、赤ちゃんの外見特長としては:

  • 4頭身か、それ以下。頭が大きく丸い。
  • 目と耳が顔の中心よりやや下に位置していることで、広いオデコを持つ。大きな目、かつ大人よりも少し離れた感覚だとなおかわいくなる。
  • ちいさな未発達の鼻。
  • ちいさな口。大きな口は無意識に危険性を醸し出すそうだ。大人の顔よりもより目に近く位置している。口が存在しない顔(例えば日本のアニメキャラなど)も多い。
  • 丸っこくてやわらかな体。手足は長すぎず、足と手の指は太く短いほうがよい。歩き方がおぼつかないようなら、なお可。プルプルふらふらしているだけで「かわいさ」が全面に出て、思わず駆け寄って助けてあげたくなる

ね?アンパンマンもこの特長を備え持っているでしょう?

なので、遺伝子を刺激する外見なんですね。Alloparentingをもう少し深く掘っていくと、Altruism:利他主義などに発達していきます。心理学っておもしろいんですよ(^^♪

アンパンマンは、「かっこいい」外見ではないので、子どもたちにも人気があり、大人も「イヤ!」という拒否反応は出ません。内容ではなく、外見で見ているんですが、美人・かわいい・かっこいいなども、こうした科学が当てはまります。

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