昨今、英語講師としての質は問題はないと自分を査定しているのですが、先生としてはどうだろう?と疑いたくなるようなことが何度かありました。
そこでもう一回、資質について考えてみようかな、と・・・。
この中にある資質がこんな感じ:
● 基本的に明るい人
● 気分をコントロールでき、平常心を保てる人
● つねに自分を客観的に見ることができる人
● 時間を守れる人
● 計画性と責任感のある人
● 結果を急がず、待てる人
● 話すのと同じくらい、聞くのが得意な人
● 生徒とのやりとりのキャッチボールを楽しめる人
● 生徒の問題点・課題点を前向きにとらえられる人
私は基本的に明るく見えるようだけれども、実際は非常に内向的でけっこう暗い(笑)。その他については、及第点は上げられるはずなのだけれども、得意―不得意に強弱はあります。おそらく還暦が近づいてきて、体力が落ちているかもなぁ、と感じていることが一番の理由のような気もするし、母を失ってからこっち、この世界をひとりで生きていかねばと、少し意気込みすぎているところもあるのかもしれないし・・。あ!ただ、話すのはさほど得意じゃーないですね・・・。(・・;) 言葉を尽くす努力は惜しみませんが、得意だとは思っておらず、話してもらえるようにすることを画策している感じかもしれないです(笑)。
けれども、基本的には先生には向いていると自分では思っていて、こんなステキな商売でごはんを食べていけるのはとっても幸せだと感じています。
問題は次の項目たちですよね。私は常々、「良い」という漢字は自分には一切使えないと信じております。やんちゃをしていたこともないですし、特に人の道に外れたことをしてきたつもりもないですが、善の典型でもないですしね。なので、その後ろのほうがたとえ自分が持ち得ていたとしても、なんだか少し違う気がしています。自分にとってGoodやbetterが使えたとしても、他者や社会を巻き込んだ価値観など、私に持ち得るかどうか?と考えるとやはり揺るがないものなどないし、変わらないことなどないですから、生徒さんにはきっちり、
「自分のためによりよい選択ができる能力を持ってほしい」
ということをしっかり伝えています。
● 良い先生は、すべての生徒に大きな期待を寄せている
これですが、私はすべての生徒に、はマッチしますが、期待は寄せないことにして、予測をすることを常としています。
● 良い先生は、親しみやすく、生徒とのあいだに人間同士の繋がりを築いている
これは生徒さん側で距離感を決めてもらっています。なるべく行けるところまで行きますが(笑)。
● 良い先生は、独りよがりでなく、生徒の意見にも耳を傾ける
生徒さんに4割がた話してもらうようにしております。
● 良い先生は、自分のやり方が絶対と思わず、つねに反省を忘れない
ん、これは本当に大切で、数週間前に生徒さんの継続をお断りしたときに他のスクール&先生のほうが合うかもしれないと伝えることができました。けれども、5か月以上も試行錯誤した末です。少しその方の時間を使いすぎた反省はあります。
● 良い先生は、意味のない雑談はせず、理解を深めるための雑談をする
これも伝わらないことは多いですが、自分としては意味があると考えながらやっているのですが、ピースとピースが離れているとわかりにくいかもしれないです。
● 良い先生は、準備や計画がしっかりしているので、時間通りに授業が終わる
そうしたいところですが、生徒さんに所望いただくと、質問や相談などに費やすこともあり、後ろがいない場合だけはOKとしてしまっています。とはいえ、自分は疲れるよね(笑)。
● 良い先生は、生徒の意欲を高める授業をするので、質問が活発に出る
質問の大切さ、これはテキストにも書き落としているくらいなので多いはず・・・。
● 良い先生は、担当教科のエキスパートであり、つねに知識を高めている
オリジナルテキストが完成するために3年かかりましたし、5回ほど改訂しましたが、つい2か月前もまた変えた箇所ありました。いやー、本当にアップデート大切です。
● 良い先生は、専門分野以外の教養も高く、社会的経験が豊か
これはどう査定されるかわからないですが、もう還暦近いのでそれなりかと自負してもOKな範囲かと思うんだけどなぁ・・・。
● 良い先生は、生徒の家庭との連絡を密にし、ひんぱんに保護者と対話する
保護者と連絡が取れるように、保護者さんも生徒さんになってくれるケースも多いです。ただ、保護者さんとは立ち話をしっかりしないとなと考えています。Chatworkでしっかりお話ししている、メールも使ってフル活用の中やりとりも心がけております。
とはいえ、「良い」というのは違うかなぁと、未だ思うのですが、いつもいつも疑っていくことは忘れないでいたいです。





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