季節性心身症:1年の特定の季節だけ発症し、その季節を過ぎると症状が軽くなるか、躁状態になる心身の病気。
心身症: 各科が対応する身体疾患の内、発症や経過に心理社会的ストレスの影響で機能的(器質的)な障害を伴った疾患群です。 日常生活で仕事や対人関係などの心理社会的ストレスに無頓着や無自覚な場合に発症・悪化することが多く一般的治療では改善困難。
春を過ぎ 夏をエンジョイできて心身症のかけらもなかった人たちの 中にも、 秋の夜の長さに対して少し鬱々としてくる方もいらっしゃいます。 日照時間が減り 実際 雨が長くなるのは 梅雨 よりも 秋の方が合計時間が長かったり、 台風が来たりもします。 そして世の中では「学びの秋」「 食欲の秋」 などと言われ、 新しいことを始めたり、 食生活を見直したり、など 環境の中から押してくる ストレッサーが、自分の嫌いなものになってしまうこともあるかもしれません。
さらに頑張り屋さんにとっては、3月からこちら ずっと とても頑張ってきたのに、何かがプツンと切れてしまい、夜長の時間に自分のことを振り返って虚しくなることがあるかもしれないのです。
9月病: 季節の変わり目 で急激に気温が変化し、夏の疲れが 解消されず体力が消耗していると起こりやすい病気。 この時期は配 置換えや転勤などで環境が変わり、その上、激しい気温の変化で身体の中では恒常性を保とうと自律神経やホルモンの調整が要求されるため、疲労も募る。
物理的には日照時間が徐々に少なくなっていき、 それに伴い 気温 もどんどん下がってきます。 来る冬に ついて先んじて 考えてしまったり、せっかく休む時間が確保できても、今こそが仕事する時間だと疲れを解消するところか、疲れを蓄積する方向に動いてしまう人もいます。 仕事に関係ないことで気を紛らわしたりすればいいのですが、 それもできないようです。 特に学生は「学びの秋」と言われ、 一生懸命勉強しないといけないという強迫観念に追い詰められていく子もいます。 さらに運動会で鬱々とする場合もあります。
特に疲れが精神的なものになってくると、 ストーンと眠りにつくことができず、 不眠になったり、 眠りの質が悪くなり、 脳の疲れが取れなくなってしまいます。 身体的な疲れとは違い、心が疲れてしまうのですから 鬱々としやすくなります。
特に 春や夏が好きな人にとっては大きな差を 感じるようです。
疲れない程度の運動や、自分の好きなことを余暇にすること、 睡眠時間を整えるために意識して 習慣化することなどが おすすめです。
私個人は秋が大好きなので 9月病はないと思いますが 皆さんはいかがですか?






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