恋人:恋の思いをよせる相手
恋:異性に愛情を寄せること、その心。恋愛。思いしたう。思いこがれる
男女の間で、好きで、会いたい、いつまでもそばにいたいと思う、満たされない気持ちを持つこと
この定義の「異性・男女」というのがかなり問題です。同性でもいいじゃないか!と思う左気味なワタクシは、この定義にまず異議を唱えたいと思います。
そして、ずっとそばにいたい、というこの非合理的な状態は、簡単に言うと「キチガイ状態」です。だって、学生は学校に行く義務があり、社会人は契約に基づき会社に行く義務があり、これを破ることでペナルティを引き受けねばならぬことになります。
さらに言うと、「満たされる気持ち」の上限について。ヒトによっては、この100なり10なりの満たされたカップやガソリンタンクでまた日常に戻り、しばらくの間は「会えないこと」「恋い焦がれそばにまたいられる状態」を夢見て、少しずつタンクの容量が減ってもその時間に向けて励むことが可能だと思うのですが、このバランスが取れないと、「やるべきことを放置してでも」となってしまうことも多々あります。
ということは、恋人を持つことが危険なヒトもいるということ。まずはここを押さえておいてください。
恋人がいる状態は本当に楽しいでしょうか?恋人がいる人たちは、本当に満ち足りてばかりいるのでしょうか?そんなに恋人がいる状態がいいのであれば、なぜ多くの人は結婚を考えるんでしょうか?結婚で、恋人がいる状態を契約状態にしたいからでしょうか?
物事には、必ずプラスとマイナスがあり、たとえお金を山ほどたくさん持っていても、それはその立場に立ってみないとわからない苦労があるように、恋人がいたとしても、いる苦労やマイナスもけっこうあるということ、まず覚悟できるでしょうか?
その後、今の自分の在り方を考えてみる必要があります。
- 自分にとっての恋人の理想像の条件を絞っている→恋は恋い焦がれる気持ちが大切で、条件ではないです!結婚を想定してさまざま条件を検討している人たちをよく見ますが、まずは恋に落ちるかどうか、ですよね?
- 自分のペースがあり、仕事や趣味など充実しているか、しているフリをしている→充実して見えるので、仕事一筋、バリキャリだとみなされたり、趣味が楽しすぎて時間がないかなと思われる
- 愚痴や不満が全般的に多い→その愚痴や不満の中は人間関係ではないですか?だとしたら、かなり他者に対するスタンダードが高いと思われますぜ・・・
- 自分は変わりたくない、変わる必要はないと思っている→恋人になる人に譲歩しない傾向
- 自己肯定感が低い、あるいは気付いていない→自分のことが心底好きでないのであれば、他者からは愛されないとどこかで思っているかも
- 出遭いがないと思い込んでいる→いや、出遭ってるけどスルーしてます(きっぱり)
- 異性あるいは同性の恋愛対象とどのように接していいかわからない→世の中を観察しましょう。映画も本も山ほど、ロマンスに対しては学べます
- 身だしなみや衛生感が極端:潔癖かルーズのどちらか→真ん中くらいがイチバンとっつきやすいですもの・・・
などが、代表的な理由です。
外から見ている自分と自分が知っている自分には、確実に乖離(隔たり)があります。自分については近視眼で見つめていて、外の人たちがわからないことが理解できないままかもしれません。これらの項目について、見つめなおしが必要です。友だちがいれば、ぜひともフランクな意見を聴いてみてください。イライラしたり、怒ったりしないこと!自分だけで完結しても、状況はよくならないことが多いので、深く考えてみて第3者の意見も取り入れてくださいませね。
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