何を以って伸びを測るか?ということがひとつ大問題です。多くの生徒さんは、「正答率」を用いますけれども、それはひとつの尺度でしかないということに気づいているでしょうか?
もううんざりするほどの尺度は、英語検定ですね。TOEIC・英検・TOEFL・IELTSなど、さまざまありますが、あれらは、Validity(有効性)とRealiability(信頼性)ががっちり高いわけではないので、英語の伸び率の一端でしかないのです。あれは、語彙数と文法とリスニング等の正答で、英語力を測っているに過ぎません。
他にも:
- 発音がよくなって初対面のNative耳の人に通じるようになってきた
- 読むスピードが速くなってきた
- 英語に対する抵抗感が低く、むしろ望むようになってきた
- 思ったよりも感情が表現できるようになってきた
- 表情やジェスチャーがつくようになってきた
- 脳内や日常の独り言が英語が混ざるようになってきた
- 英語が登場する夢を見るようになってきた
- 和製英語にイラっとするようになってきた
- 調べものも日本語だけではなく英語でも探すようになってきた
- 脳内の映像化が進むようになってきた
- コミュニケーションの仕方が、日本文化では「ん?これでいいんだっけ?」と思うことが多くなってきた
- 自由な発想・達成に関しての関心が多くなってきた
- タイプが速くなってきた
- 邦画よりも最近洋画を字幕に頼らず見るようになってきた
などなど
枚挙に暇がないほどに、参考にできる英語力の伸びを査定する方法はたくさんあります。が、どうして検定に縛られるのかなぁ・・・と。でも、こうしたことを誰も言ってくれなかった、という気づきがないまま、英語という授業の延長戦をやっているだけなのですよね、多くの方々は。
それゆえに、どうして英語力が伸びていないと感じながらも、やはりその検定用の勉強をしたり、語彙数の伸びを数値でしっかり測定したり、出口に広がりがない学習法を続けていき、かたつむり程度の伸びで満足して、何年も何十年も継続していく、というのが多く見受けられます。
本当の意味で英語が使える、できるようになる、伸びるというのは、日常を英語でも暮らせるようになる、ということです。少し不自由な部分はあるけど、まぁ、大丈夫!と楽天的になれるほどの状態になれば、使えていることになりますよね。
英文法が正しくできても、本当に聴いて読んで理解しているとは限らないですし、書けたとしても、その速度で話せているとは限らないですし、相手の理解を得られるような表現をしているとは限らないですし、第一、不自由を自分で感じ続け、劣等感を抱いたままで使っていたら、それは伸びも何もあったもんじゃないと思うのです。
伸びない、と悩んでいる方々のほぼ9割が、語彙数と文法と、英語検定のスコアなどに振り回されている気がします。少なくとも、私の英語講師経験20年の中ではそんな統計です。
しかも、そんな学習法を続けていても、本当の意味で英語は使えるようにはならないですから、ずっと伸びない伸びない・・・と悩み続けていくと思うんですよね。学習法の新しいものに出遭った!と歓んで、またやってみても、コーチングやその他、成果をこのようなもので測っているのだとしたら、それは「表面的な形をすり替えただけ」のもので、本質的なものは何も変わらないです。
いつしか、日本語と英語をごくごく同じように扱っている自分に気づける!という学習法に、早く出遭っていただきたいものです。
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