時間というのは、心理学的見地から行くと、かなりな心理発達スキルや認知を必要とします。なので、発達の総合体と言っても過言ではないのです。
Self-control, Self-esteem, locus of control, self-disclosure, commitment, arguing style, communication skill, listening skill, problem solving skill, goal setting skill, critical thinking, Self-efficacy。英語のままだとわかりにくいと思うのだけれども、自制心、自尊心、統制の所在、自己開示、コミットメント、議論スタイル、コミュニケーションスキル、リスニングスキル、問題解決スキル、目標設定スキル、批判的思考、自己効力感。
こんな感じでしょうか。とにかくたくさんの発達スキルや認知を必要とするのです。
時間がうまく使えるようになるには、ある程度の妥協も必要だし、何を限られた時間の中での課題にするか、などなど、本当に初歩的なことから永遠の課題までを網羅しているわけです。ゆえに、どこかを放置してきたり、どこかを諦めて対峙していない場合には、おそらく時間をうまく使えない感はずっと残っていきます。
最終的、あるいは人生の途中でどんなふうになるか?というのを見てみると、
- 歳を取ってきた割に中身がないような気がする
- やり残したことがあるような気がする
- 後悔していることがけっこうある
- やり遂げたことが少ない気がする
- 悪いところをよくしようと直そうとする努力が足りなかった
- お金のほうが時間より大事だと思い続ける
- こんな時代に生まれなかったらよかった、女(男)に生まれなければよかった、など責任所在を考える
- 自分のことを実はそれほど知らない
- 新しいもの好き(ある特定の分野に限られているのであればOK)
- 好き嫌いが多い
- 損得勘定が鋭い、考えによく浮かぶ
- 行動が速い&早いものが少ないまま
- 数的な解析・論理的解析が苦手
- 自分のことを実はさほど知っていなかったかもしれないとふと思う
このようなことの他にもたくさん残ると思うのですが、これらを少しずつ解決していっていただきたいです。カウンセリングをすると、問題点をピンポイントしてくれるカウンセラーもいるかもしれません。ただし、カウンセラーの腕はピンキリなので、ご注意ください。<(_ _)>
みんなが俯瞰的に見られるものではなくて、自分がそうであるように、得意ー不得意などがあるので、それをしっかり理解してから割り切ってお探しください。<(_ _)>
時間をうまく使えるようにすること=充実しつつ、倖せになりたいと願い努力しつつ生きていくこと
なのだろうと思うのです。なので、完成版などもなく、これが正しい道である!というのもなく、個々人によって違って当たり前ではあり(目標、やり遂げたいことが違うので)、こうしたほうがいいよ、というアドバイスをまんま、疑いもなく受け容れるのも違うわけです。
いいニュースは、「まだ時間がうまく使えない!」と認めることで、いいポジショニングにはいるってことです。気付かぬままよりずっとすごい!
がんばりすぎないようにがんばれー!
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