残念!あります>無駄な学び!
無駄な学びというのは、基本から積み上げていない場合にはあります。確実にあります。ご愁傷様ですが、毎日たくさん使う、鉛筆の持ち方:箸の持ち方・お辞儀の仕方・ドアの開け方・挨拶の仕方・時間の使い方・遊び方・洗い物の仕方・タイプなどなど、頻度が高いことや量が多いことなどに特化したスキルの精度が上がっていない場合には、全般的に無駄な学びになってしまいます。
英語で言うところの、リスニングができていない場合、他の学びもスピードが遅くなりますし、どんなに語彙をたくさん持つようになっても、読めるようになっても、感情の起伏やイントネーションでの反意など、汲み取ることができない場合には、それを想像して読むこともできませんし、他の四技能にも影響が多くあります。そもそも文字を持ってる言語が少ないため、リスニングとスピーキングが先に手をつけるべきところなのですが、学校教育では文法・語彙・リーディング・ライティングを先にやるために、重要なリスニングとスピーキングがごそっと抜けているという状態か出来上がります。
妊娠中のおなかの中にいる間から小学校に上がるまで、少なくともひらがなやカタカナが読めたりかけたりするようになる前に、母国語は聞くことや話すことにさほど不自由をしないようになっているはずです。それらありきのリーディングやライティングの学びであることを、しっかり確認してください。
英語だけではありません。お小遣い帳をつけることができなかった人が、株をやろうと思ってもかなり無理があります。基本的なスキルを身につけない限りはまだダメな日がたくさん生まれてしまいます人生において「無駄なことなど何もない」と、 豪語する人がかなりいらっしゃいますが、その方たちはおそらく、基本スキルがしっかり身についているからそれが言えるのだろうと思います。
料理も、レシピの数を増やしたり、味付けを学んだり、デコレーションを学んだりすることよりもずっと大切なのは、食品の取扱いや包丁の持ち方、基本的に茹でたり煮たり焼いたりするスキルを身につけることです。
しかも英語で無駄だよなぁと思うのは、数でこなそうとしたり、座学ばかりしている方法。エビングハウスの忘却曲線が示すように、実際に身につけたと信じているものは繰り返し使わねば意味がないくらいに忘れていきます。なので、座学などをとことんしてはいけないのです(笑)。試験だけに準備して、またスコア等が下がるのはこのためです。少し残っていたものを「貯金」としてまた積み上げていくのは、非情なる無駄です。使うものをたくさん使って、体感に落とし、使う法則性に自信を持てば、新たな単語や言い回しが来ても、さほど間違えずに使えます!ゆえに、Listeningが先なのですよーう。
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