もちろん欧米の方々、狩猟民族を祖とする人々の中にも、内気だったり、和を求める人はたくさんいますが、全体的な文化の在り方として、「ありのままの自分を相手に伝えること」がまずありきで、その上でゆとりや教養を附け加え、思いやりや愛、相手への配慮などの表現が発達してきました。なので、まず英語の文法うんぬん、というより先に考えてみたほうがいいこと、あるいは、先じゃなくても並行して考えてみたほうがいいこととして、「自分の意見をはっきり言えるか?」と自分に問うてみて、さまざまな自分のこれまでの言動について、振り返りをしてみるのは有効です。
英語では、この基本的な態度をAssertivenessと呼びます。
assertiveness
n. an adaptive style of communication in which individuals express their feelings and needs directly, while maintaining respect for others. A lack of assertiveness may contribute to depression and anxiety, whereas maladaptive approaches to assertiveness may manifest as aggression.
:自己主張
n. 他者への敬意を保ちながら、個人が自分の気持ちやニーズを直接表現する適応型のコミュニケーション スタイル。 自己主張の欠如は、抑うつや不安の一因となる可能性がありますが、自己主張への不適応なアプローチは、攻撃として現れる可能性がある。
アサーティブジャパン アサーティブネスについての細かい解説
日本語の自己主張の意味が少し攻撃的に過ぎるところがあるのを確かめてみます。
自己主張:自分の意見や考え、欲求などを言い張ること。
主張:自分の意見や持論を他に認めさせようとして、強く言い張ること。また、その意見や持論。
この言い張るってところがねぇ(笑)。
ここを読むと、その具体的な方法がわかります。これ、いいな(^^♪
ゲシュタルト心理学は、「全体を捉えることが肝心」としていました。
:人間の精神を、部分や要素の集合ではなく、全体性や構造に重点を置いて捉える。この全体性を持ったまとまりのある構造をドイツ語でゲシュタルトと呼ぶ。 ゲシュタルト心理学は、ヴントを中心とした要素主義・構成主義の心理学に対する反論として、20世紀初頭にドイツにて提起された経緯を持つ。
I’m OK and you are OKを両立させることを主眼としています。
このQuadrantは割と単純に見えますが、実際に言動にいつも反映させて、お腹の中もこの認知として生きていくのは、かなり難しい・・・。なぜならばヒトは、「自分が正しいと信じたいので、自分と違う意見を否定することに血道をあげる」傾向があるわけです。なので、他者肯定はしづらく、もしも論理破綻した場合や成功できず失敗したときには、極端に自己否定にすらなっちゃいますもんね・・・。
事象として、単純に、自分の意見をはっきり言うだけではなく、他者を同じだけ尊重するかどうか?時折胸に手を当てて、バランス問題を考えてみてください。<(_ _)>
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