基本として定着させていただきたいものは、とにかく「英語⇔日本語」の訳をしないこと。脳内でその作業をし続けているのが、中高から読み書き中心に英語を授業として勉強した世代の悪いクセで、現代、小学校から英語をしている子たちも、なぜか中学からは同じような勉強法になってしまい、まだ基本が定着していなかったのに・・・という子たちと、基本ができている子と、大きく分かれてしまうので、それが将来の「話せるー話せない」を分かつことになります。
何回声を大にしても足りないけど、「英語は英語で!」「日本語は日本語で!」 脳内処理をしましょうよ、といつも言い続けています。
文字に直すなどということではなく、暮らしているのだから、目の前で起きていることから手を付けたはずです。その際、必ず脳内でイメージ化・図化・絵化・映像化しているはずなのです。脳が発達してくると、目をつぶらずとも脳内でこのイメージが膨らんでいたり、色がついたり、角度がついたり、場面が広がったり縮んだり、パンしたり俯瞰したり、など気付くようになってきますが、最初のうちはそんなことすら意識できない状態だと思います。
日本語でこれをしていることも気付けない人は、おそらく英語をずっと日本語に直し続けていきます。
左側が日本で英語教育を受け続けてきて話せないもどかしさを感じている脳の図です。英語を日本語の脳エリアで聴き、日本語の一部として解釈しようとして限界を感じて、自分の脳内の英語知識やスキルに投げかけて、コンサルティングが開始されます。「こうだったっけ?こういう意味だっけ?今こう言ったよね?」等の確認作業をしているあいだに、秒は刻まれ、目の前にいるヒトたちを置き去りに、会話は停まりますし、もしもテストなどである場合は、知らない間にどんどん過ぎていくわけです。実際のアウトプットを、英語エリアから出せるものと、あくまで日本語のフィルターを掛けてから出せるものとに分かれて、多くの場合は日本の文化や常識、感じ方や道徳観を含めて出していきます。
不自由すぎる・・・。
この時間を無駄に使うのではなく、どうにかして「英語は英語で!」「日本語は日本語で!」 脳内処理をしましょうよ にしていけば、ものすごく脳のエネルギーを無駄消耗しなくなるし、時間も節約できるし、実際に英語でのコミュニケーションが成立するまでの道のりが短いものなります。
英語を聴いたら英語のエリアに直接入れ込むイメージ。日本語は介在させないこと。そうなると、英語ですんなりアウトプットできるようになるので、イメージ・絵・図・映像で処理するクセをつけて、文字に直して翻訳家気取りなことはしないようにするのが大切です!
これができるようになると、スピードは上がるし、成功率は高まるし、語彙に関してもわざわざ日本語にはめこむ・充てこむことはなく、理解はできてしまうことに満悦して、時間が何より節約になります。
んまぁ、これも英語だけじゃなくて、向き合う物事にどの程度真剣に向き合っているのか?というのを繰り返して、自分のスキルややり方のひとつにしているヒトには、割と簡単なことになっていくんですよね。
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