基礎を網羅しつつ、最初に手をつけてほしい座学ではないこと、の第3弾は、
- 語彙は辞書を引いていちいち調べない
- 聴く Listeningのために自分のヒトとしての五感のうちの聴力を伸ばす
- 英語と日本語をごちゃごちゃに使わない
- 英語を日本語に、日本語を英語に訳すのはやめて、「英語は英語で」「日本語は日本語で」処理する
- イメージ化:図化・絵化・映像化を促進する
- 推測力・想像力から当たり!をつけて、その精度をあげる
までができるようになったら、本日の第3弾めでお話ししたいことは、普段のクセを直すこと。
まず、和製英語を拒絶し、和製英語=日本語とみなすために、自分のため、あるいは相手がそこそこ中高卒業程度の英語ができるのであれば、必ず英語は英語表記にすること。英語と日本語を別にすることを意識してもらいたいのです。
気付いておられるでしょうか?私はすでに表記として定着しているのが、日本語の意味を指し示す場合は、カタカタのまま書きます。あるいは、相手がまったく英語慣れしていない場合はカタカナのままにします。けれども、固有名詞や人名は必ず英語は英語表記にしますし、英語の意味を指し示している場合は英語で表記します。
私にとって、マリー・アントワネットは、池田理代子女史の『ベルサイユのばら』に出てくるキャラクターであり、実在のMarie Antoinetteとは、やはり別物として理解する脳になっています。
表記を変えて形を見るだけで、脳のPathwayが切り替わるんですね。線路のスイッチポイント・分岐器のような働きになるわけです。なので、それらをスペルできるようになったり、発音を意識できたり、Linkingやstressの違いを意識できるようになっていくのも自然な形になります。勉強ダメ―!!!!
なので、せめて和製英語と英語の差をつけるために、和製英語は日本語発音だとしても、自分がスペルした英語表記の英語の意味の言葉に関しては、英語の発音の練習をしてみるといいです。こんなの勉強ではなくて、単なる意識化です。
パセリ
Parsely
どっちよ?と(笑)。
ネコ
Cats
あ、複数だよね、どっちよ?と(笑)。
それをするだけで、意識できて使う脳の部位が変わって来る!発音を意識する機会になる!自然な流れとして、単数か複数か、目の前にあることをチェックできるようになるし、あれ、形容詞や副詞をつけたい!と思うようになるかもしれないし、my/your/his などをつけたい!そういうニュアンス!と実感できるチャンスが増えるし、とにかく、日本語と英語を別に扱うことができる近道ができるようになっていくわけです。無理なく、自然に。
こうしたひと工夫が大切であって、座学の時間を確保したり、がりがりペンだこができるまで勉強したり、ブルーライトを浴びながらPCで問題をたくさん解くのは避けたい・・・。
自然って大切だよね。嫌いじゃないことや好きなことにも変化するいい機会になる。感情的には中立も大切だし、いろいろなことを考える機会になる冷静な気分をキープできたら最高ー!
試してみてね(^^♪
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