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諦めと粘りのハザマ

ヒトというのは、「エネルギー保存」をモットーにしているので、本当に価値のあることにしかエネルギーを使わないというのが本能にくっついているのですが、この本能が昨今(産業革命以降)どんどん失われてきております。なので、優先順位が低いことに夢中になったり、エネルギーを余分に使ってしまう案件が増えていきます。それが、「自然淘汰」「適者生存」の法則の網目を潜らされていることがわからない状態が続き、世の中の弱者のほうに寄っていったり、加齢年齢が加速したり、ちゃんと生きているのにつらい、哀しい、つまらない、といったことが増えたりしていくのです。

うーん、これは切ない・・・。

自分が価値があると思ったことを手に入れたり、獲得したり、スキルとして身に着けるために、ヒトはこの大切なエネルギーを使ってでも、今後スムーズに行くがゆえに、蓄積したエネルギーは保存できる方向を選ぶケースがあります。生きていく生涯の長さを考えれば、このスキルや物事があることは、生産性が高いと認識したときですね。

そして、がんばり始める。

ただ、なかなか獲得できない場合、どこかで見切りをつけないといけないこともある・・・。これもまた切ない。なぜならば、それまで使ってきたエネルギーが藻屑になるわけですから。ある意味、そのプロセスで学んだことがたくさんあれば、それはヨシなのですが、結果重視のヒトにとってはそうも行くまい・・・。(・・;)

どのへんのポイントが見切りドキなのか?というのがなかなか難しいんだよね。

もしも商売をしていれば、これは単純に「損益分岐点」という言葉で理解できます。

損益分岐点:企業経営において、利益も損失も出ない分岐点のこと。BEPと表記する。すべての企業経営は、活発な活動水準(製造・販売活動の水準)では利益が発生し、逆に低調な活動水準においては損失が発生するものであるが、そのような二つの状況の境界線があり、ここでは利益も損失も発生しない。このような損益の分岐する点、すなわち損益ゼロ点を損益分岐点という。損益分岐点は、企業の短期利益計画にとって有効な指標で、損益分岐点を基礎に置いた分析手法を、一般にCVP分析cost-volume-profit relationship analysisとよんでいる。

もっと詳しい損益分岐点の解説

でもここは感情を優先してしまうのがヒトなのかもしれないです。↓が日本語の辞書の意味。

諦める:もう希望や見込みがないと思ってやめる。断念する。[用法]あきらめる・おもいきる――「進学をあきらめる(思い切る)」「あの人のことはなかなかあきらめられない(思い切れない)」のような場合は、相通じて用いられる。◇「あきらめる」は「優勝はあきらめる」「あきらめてすごすご帰る」のように、望んでもかなわないことがわかって、望むのをやめる意。これらの場合、「思い切る」は用いない。◇「思い切る」は、「思い切って発言する」「思い切ったデザイン」のように、積極的に行う、覚悟して行うの意がある。また、名詞形「思い切り」の形で「四十代半ばで会社をやめるとは思い切りがいい」のようにも用いる。これらの場合に「あきらめる」は用いない。◇類似の語に「断念する」がある。「法案の提出を断念する」のように、周囲の状況が悪くなったりして実行に移すのをやめる意で用いる

粘る:1 柔らかで、よく物にくっつき、また、よく伸びてちぎれにくい状態にある。2 長時間根気よくがんばる。

このハザマを考えるときに、冷静になって、冷徹無比に損益分岐点のことを想い出していただけると、ちょっとだけいい選択肢が選べる方向に行くかもしれませぬ。

でも決断するのは、限りなく自分であって、流されてしまわぬようにね!

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