コレ、老後に3000万とか4000万(ひとりにつき)が掛かると言われている時代ですから、深刻ですよね・・・。
今の年齢と仕事をリタイヤする期間との問題が大きいので、まずは「いくつまで働けるか?」ということを想定してみましょう。ただ、ここでの問題はいくつかあります。
- 今の仕事をキープできるかどうか
- 今の仕事で給料体系はどの程度変わるか
- よしんば違う仕事を得た場合の収入はどう変わるか
- 子どもや家など、貯金に廻せない支出がどの程度あるか
- 病気などになったときに、貯金をどの程度減らさなければならないか
- 家族がいる場合、突発的な固定資産税や相続税などがどのくらいなのか
- 保険が万全かどうか
などが代表的なものでしょうか。
若くてまだ結婚もしていない方々は、これすら具体化しないですもんね・・・。
さて、具体的ではないにしろ、少し実感できるシミュレーションをしてみましょう。
コレ、便利だね(笑)。ただ、日本で金利や運用で1%以上確実に増えるものがどれくらいあるか?ってことだよね・・・。(・・;) そこで焦った場合、まず始めないといけないのはさまざまな運用の方法で、何が自分に合っているのか?ということを考えること・・・。これもまたハードルが高いかもしれません。
なぜならば、コンサルタントや金融関連のプロに、そもそも懐疑的な気持ちを抱く人は少なくありません。保険や証券や国債や動産や不動産など、日本ではこの投資に関しての教育は、一切なされないからですね。なぜこれが義務教育に入っていないのか、考えたことはありますか?
現状としては、「選ばれて仕事として専門にした人にはわかるが、多くの素人には広くは知られていない分野」なのですね。
ラッキーなことに、私は1988年から2008年まで、日本から離れてアメリカで暮らしていましたから、このリテラシーは、割と自動的に身に付きました。ただ、私個人の怠け者体質のせいで、さらにド貧乏だった生育環境のせいで、さらに自分が形成してきた美意識や美徳の優先順位のせいで、やはりお金の追求よりは、自分への投資のほうがずっと多く、失敗もかなりしてきましたね・・・。
そしてまだ死ぬ直前まで働きたいと思っているわけです。だって・・・、健康すぎるんですもの(笑)。これに最初に気付いたのは、40代になったある日のこと。廻りがそろそろ「いつくらいから白髪が増えるかな・・・」と話しているのを聴いて、私にはまったく心当たりすらなく、母を見ても48歳で初めての白髪だったのに、なぜ40になってすぐに?と思ってしまったことから始まります。そのあと、エクササイズの回数や筋肉や柔軟性の体力の他、疾病歴などを見てみても、自分がいかに健康なのかを知るわけです。
結果・・・・、ひょっとすると自分が想定しているよりずっと長生きしてしまうかもしれない!ということ。これをいいニュースとみなす人は多いかもしれませんが、私個人としては、軽いホラーだったのです。
子どもの頃は、子ども用の仕事をしない限りごはんが出てこなかったし、16歳からずっとアルバイトを続け、渡米してからもお金が稼げない分の節約やら、Under the tableの仕事をしたり、家庭教師などを続け、不動産転がしをしたり、父のガン闘病で日本に戻っても休みなく働き、再渡米してからもかなりいろいろ考えた挙句、やはり日本で起業せねば、と思うきっかけになりました。
そして、以来10年以上が過ぎましたが、資産形成どころではなく、自分の成長についての投資は尽きず、これからじゃないか、と思っているところで、90歳まで生きたときのシミュレーションをしているところです。
みなさんも健康だけは担保しておいてください!





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