コラム

非常時に買い占めをしてしまう心理とは?

もしもこれを読んでいる方が買い占めをしたことがあるのであればごめんなさい。<(_ _)>

相当傷つくと思います。これを機会に買い占め行動などをしないようにしていただけたら、もう少し住みやすい世の中になります。よろしくお願いします。<(_ _)>

 

1.物事を自分の判断・意志で決定できると考えていない

 

子どもの頃からずっと自分の意志や判断を批判されまくり、反対のことを「させられてきた感」がある人は、Corona-virusにせよ、台風一過にせよ、自分にはできることが少ないと結論づけている傾向があります。ゆえに、今あるものを節約する・バラエティを考える・多次元利用する、などという能力が自分にあるとは考えていないのです。近場にある最もいいものに飛びつく結果になってしまいます。

 

たとえばマスク品薄であれば、マフラーを高めに巻いてガーゼやハンカチなどを装着できるようにする、手作りでマスクを作る、現在あるマスクの再利用を考える、など、ネットで調べればいくらでも出てくるのですが、自分では思いつく範囲にそれらがないことが残念です。

 

2.いちいち考えることが面倒くさいと思っている

 

買い占めをすることと直接は関係ないですが、せっかくエネルギーと時間をかけて考えたのに、それが間違っていたらどうしよう、という不安感が大きく、その考える労力がとても億劫で、エネルギーを保存したいという欲求のほうに傾くことを、いつも選択していると、脳もそちらを重視していくようになります。

 

そもそも、考えるという行為はものすごくエネルギーを要します。私の主食とアルコールはほぼ考えるエネルギーに使われているのだろうなーと容易に想像できてしまうほどです(笑)。割とイチイチ考えて、最良・最善の法則性を探すことを楽しみと思っている脳と、そうでない脳には、さまざまな場面で大きな違いが生まれます。

 

3.In-group 多数決になびく傾向がある:多元的無知

 

多元的無知:集団の多くの成員が,自らは集団規範を受け入れていないにもかかわらず,他の成員のほとんどがその規範を受け入れていると信じている状態

 

自分はいつもルールに則っている and/or 信じている、わけではないのに、他の人にどう思われるか?他の人はどう行動するか?どのような結果を得るのか?んどを想像してしまうと、不安なのです。自分だけが少数派に属して結果オーライではない状態には耐えられないので、少しの妥協はします。

 

日本語を使うグループの人々の特長は、「普通」「みんな」という規範があるということ。コレに背くのはかなり勇気が要るのですよね。

 

かく言う私は、幼い頃からずっと「少数派」だったので、特に勇気は要りません(笑)。

 

4.物事を決定するときに「損得」に重きを置いている:ナッシュ均衡

 

ナッシュ均衡:1950年にジョン・ナッシュ(94年ノーベル経済学賞受賞)により考案された、現在のゲーム理論において最も基本的な均衡概念。具体的には、ゲームに参加する各プレーヤーが、互いに対して最適な戦略を取り合っているという状況を指す。このような状況が「均衡」と呼ばれるのは、各プレーヤーが互いに最適な戦略を取り合っているため、これ以上戦略を変更する誘因を持たない安定的な状況であるからである。ただし一般的には、あるゲームにおいて、ナッシュ均衡は複数個あるのが普通であるため、ゲームの最終的な解を求める際には、複数のナッシュ均衡の中から更によりありそうな均衡に絞り込む、リファインメントという手続きが行われることが多い。

 

弱肉強食という簡単な語は、実は進化論の適者生存:Surival of the fittestという言葉から派生します。ゲームに勝つための最も使われる膠着状態が生まれる論理は1950年にはノーベル賞を受賞していたんですね。

 

簡単に理解するのはこちらの動画:https://www.youtube.com/watch?time_continue=90&v=7WTflaG2LEE&feature=emb_logo

 

買い占めに当てはめると、負けてしまう状態を避けるために他の人が獲っている戦略に変えて、損切りをしようとする行為です。実際には、トイレットペーパーやマスクを買い占めても、得なんてしていやしないと思いますけどもね(笑)。

 

というわけで、日常のあなたが問われるので、備蓄について少しじっくり考えてみてください!