暑くなると「夏バテ」というのが起きることは知っていたのですが、自分が夏バテまで体験したことがないため、これまで詳細に注意してきた記憶がないのです。
去年もコレについて書いています:夏バテ!?
ただ、食欲の減退というのはある・・・。たぶん、料理をするようになってから、地中海性気候だったアメリカでは、キッチンそのものが暑い!と感じることがほぼなく、夏らしいメニューというのをさほど欲してはいなかったのだけれども、日本に戻ってきて12年が経ち、母に任せていた料理を私がメインでやるような分担になり、そして去年からは私が100%やるようになってしまっていたので、この愚痴っぽいエッセイになったものと思われる・・・。母の衰えを見ていたせいもありますしね。
今年も特に体力が落ちたという自覚はさほどなく、部分ぶぶんでの注意や気づきがあったとしたら、速攻挽回していく対処を心掛け、毎日それなりな健康を保っています>たぶん驚異的に健康だとは思うんだが(笑)。
ただ、やはりキッチンで料理をしていて、暑くなるのには耐えかね、外食でならばオーダーして舌鼓を打つ煮物なども、夏場は自分では進んで作りたくはない・・・。なのに、その横で、「そうめんでいいよ」「カレーでいいよ」などと言われると、さらにむかついたりする(笑)。おいおい、それらは火を使うわけだろ、と(笑)。
やりたくない・・・。
この理不尽な無理解によるイライラが、料理をする気合いを殺ぐので、食欲も自然と減退するんじゃないか?暑いという気温だけの問題ではないのではないか?と、昨今疑っているのです。
たとえばそうめん・・・。そうめんだけ茹でて、薬味だけを出しておしまい、なんてわけにはいかないじゃーないですか・・・。だからこそこういうサイトがある:
もうひと品に困らない!そうめんの付け合わせおかずレシピ23選
そうめんに合うおかずと付け合わせいらずのアレンジレシピをご紹介
炭酸割りの焼酎を飲みながらピーナッツを食べている人に、「そうめんでいいよ」などと言われたくない!と思ってしまうんだよね・・・。「冷ややっこがいい」「冷やしトマトがいい」のほうがうれしいんだけど(笑)。「で」じゃなくて、「が」が欲しいんだよね、さらに(笑)。
そうなると、作り始めて作っているあいだに、なぜか気持ちの上でおなかがいっぱいになってしまうのだった。
「今日は揚げナスの煮びたしを作ろう」などと思っている矢先に、「暑いから簡単でいいよ」と言われると、体力温存+向上をしようとしていたことに、水を差された気持ちになるわけだよね・・・。揚げ物の油を2回使えるように、2種類作ろうとすると、「揚げ物続くの?」とか言われると、さらに私のおなかは、心と比例していっぱいいっぱいになってしまうのだった(笑)。
今ならば、私が小さい頃の母の気持ちがわかる気がする・・・。
というわけで、私は生まれて初めてくらいの勢いで、自分が作ったものに文句を言われることを体験していたのだ、と気づく・・・。元だんなに文句を言われたことは、ただの一度もないのだった。ほうれん草に砂が混じっていたことだけを指摘されただけで、あとは一度もないんだよね・・・。ありがたかった・・・。
そうした意味では、この食欲減退は、夏場だけに限ったことじゃないかもしれない、と、覚悟をしている夏なのだった(笑)。
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