心理学では自分の世界の広さをMobility；可動域・可動性と表現します。 この世界をどんどん広げるためには新しいものを学ばなければ 遭遇すらできません。 遭遇し観察して経験をさらにしない限りは、本当の意味での新しいものに取り入れにはなりにくいです。
しかも新しいものに会うということは楽しさ、充実感、自信、創造性の原動力になります。 性格診断で安定した判断ができるBig 5の1つは、 この新しいものに対する開放性です。 これが高い人は幸せになりやすいということですね。
新しい経験や学習に対してオープンであることは、私たちの健康を促進し、自信と創造性を高め、年齢に関係なく充実感をもたらすことができます。 学習は学校だけでなく、生涯にわたって行われます。実際、学習を続けることは、人生の後半になっても、気分が良くなり、うまく機能するのに役立つことが証拠によって示されています。 資格をたくさん取得するという意味ではなく、コミュニティでの対面、職場、オンラインなど、興味や情熱を持っているトピックやスキルの非公式な学習も含むわけです。
それは、すでに興味のある分野についてさらに学ぶことかもしれませんし、趣味を通じてスキルを磨くことかもしれませんし、まったく新しいことを探求することかもしれません。 私たちが試したり学んだりできる新しいことに囲まれていることを多くの人は見逃しています。
新しいものに遭遇することは私たちの中の子供っぽいところを刺激します。 まだ何も知らなかった頃 純粋に学ぼうとしていた 態度・ 好奇心を 刺激します。 私たちには可能性があるということをまざまざと知らされ、 まだまだキャパがあることが 体感でき、新しいものが入ってくることを実感します。
習得したい・ スキルを上げたいという欲求は本能的なものです。生き延びるチャンスを増やし、 エネルギーを使わなくなるためにも、自分が有能であること、 まだまだ伸びしろがあること、 新しい問題が起きても解決できるという予見をすること、は私たちの気分を良くします。 これを重ねていくと、こんなに直面した時も解決できる方向に動けますし、 例え 失敗したとしても復活したり、 他の方法を試す 気力も残っています。
幼少期から老年期に至るまで、生涯を通じて新しい経験や学習を行うと、新しい脳細胞と新しい神経接続が生成され、脳が強化されます。 これは年齢を重ねるにつれて遅くなるかもしれませんが、それでも継続しており、より幸せで健康な老後と関連しています。1980年代にすでに分かっているのですが、いくつになっても脳細胞は成長する可能性を秘めています。 学ぶか学ばないか？自分の選択です。
何か新しいことを学ぶことは、効果がないと感じたり、もちろん間違いを犯したりするため、困難に感じることがあります。これは学習プロセスの正常な部分です。 それを続けることで、私たちは徐々に能力、自信、回復力を築き、視野を広げることに喜びと充実感を感じます。
そして新しいものに出会った時に、よく観察してない自分に気づけないままトライし、できないことに対して苛立つことも多いかもしれません。 その時には「まだできない」「まだ苦手だ」と 時間軸を足してみましょう。 未来の自分に対して期待 してあげてください。
新しいものに出会えた時に、難しいからと言ってやめることなく、 スキルを上げて没頭でき 集中力が上がることによりさらに成長します。 自分のコンフォートゾーンを超えて 一回りか 二回りの努力をしてる感じ、 自分に無理をさせる時間を作ることによって、充実感を得ることが簡単になってきます。
好奇心旺盛な人の方が長生きができる。 その理由は 学習が続くからです。 新しいアイディア やまだ自分にできないことへのチャレンジ、その中で誰かと繋がることも必要であれば 必ず 自分1人でやるよりも物事が倍や数倍になることに気づけます。
新しいことにチャレンジするのは怖いかもしれません。 エネルギーをたくさん使うかもしれませんが、快適ゾーンだけで暮らしていると成長がなくなってしまいます。いつも自分の中にはChildlikeな自分がいることを確かめながら生きていってください。(^^♪
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