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スーホの白い馬 大塚勇三

youtubeスーホの白い馬 絵本ムービー

馬頭琴とは

私がこの物語と出遭ったのは、国語の時間なのです。教科書に載っていたので『ごんぎつね』と同じですね。小学校2年の光村図書に載っていたはずなのです。私の記憶力大丈夫か??(笑)

そして、小学校3年の学芸会のときに、割りばしでの人形劇:ペーパーパペットをやる題材にクラス一致で『スーホの白い馬』となったのですよ。ただ、私は小学校3年生の時点で、すでにものすごく「大雑把」「面倒くさがり」「色彩感覚も大胆」などの欠点があって、みんなで割りばしに影絵の形を作るのも、微妙な切りこみなどが入れられるはずもなく・・・。(-_-;) しかも、人物や建物であればまだしも、自然風景などが描けるわけもなく・・・。(^_^;)

そこで他にどんな役割があるかというと、大道具(人形劇の舞台や看板となるものを作る)や小道具(ライトや場面が変わったときのめくりの題字を準備)の他、声優とパペッティア(パペットを動かす人)がいっしょになっているものと、忙しすぎる場合には別で2人二組になる、というものすごい壮大な準備だったんですよね・・・。

そして、私はそのどれもにとっても自信がなかった・・・。さらに、音楽を流すとか選ぶとか、もう無理じゃんね(笑)。

こんなに感動した物語なのに、しかも、授業中に初めて読んだときに涙がポロポロ出たくらいだったのに・・・、と悔しがっていたら、「進行役になるナレーターやる?」と図画工作が得意で、監督・リーダー・まとめ役になった女の子が言ってくれたんだよねぇ・・・。うれしかったのだ。

そうなると、舞台の脇で灯りの下で、台本になっているものを読むだけでよかったのだ・・・。練習も一人でコツコツ音読するだけで、図画工作や色彩や音のセンスも要らなかった・・・。

スーホと死んでしまって楽器になることを切望した白い馬に、ひどいことをせずに済む!と思ってホッとしたのだったよ。

無事に楽しく学芸会は終わったのだけれども、何度読んでも、何度聴いても、この物語も『ごんぎつね』同様泣けるよね・・・。そしてやはり、私は「ニンゲンはエゴい」「ひどいヒトがけっこうたくさんいるから気を付けよう」とシニカルになっていくのだった(笑)。

そしてこの経験で、「ラクをしても、才能がなくても、それなりにまとまって生きていけるかも」と思うようになり、小学校5年生で放送委員会を希望することにしたのです。なぜならば、朝礼と朝会(月と木)に出なくてよくて、放送室か、仕事をしている風で朝礼台のそばにいればよかったから(笑)。行進したり、前へ倣え!をやるのを避けられたのは、本当によいことだったのだ。

そして、そのとき以降も『スーホ』と『白い馬』にたびたび感謝することになるのだった。中学のときに合唱団に入って全国レベルに上手になったりしたときも、なんだか不思議だったけど感謝した!

そして、モンゴルの人々が相撲をやりに日本に来ていることを知ったのは、私が渡米してからのことだった・・・。遅い(笑)。

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