そもそも嫌いな人とどうしても付き合わなきゃいけない状況を あなたはどうしていますか？もしもあなたの生活の中で嫌いな人が5割以上になってしまったら あなたはストレスで死んでしまうと思います。 当然嫌いをなくすという手もありますが、 なかなか難しいもの も いくつかあると思いますし、 自分のIdentityに関与しているものに関しては変える必要は絶対にありません。 しかも DNA に関することでは、おそらく 自分が変わる努力をしても無理かもしれないのです。 そんなわけで嫌いな人をどう避けるかシリーズを開始したいと思います。
もちろん 人間には苦手なものや不得意があるに決まっています。けれども 目の前にあることでどうしてもやらなければいけないことに関しては、 そのような言葉で片付けられるとがっかりします。 結局、自分でやらないで他人に丸投げするの？という気持ちになってしまいますよね。「わからない」「バカだから」 と言ってしまうのは、自分を放棄していることと 同義ではないでしょうか？
私の両親が生まれたのが 昭和11年と13年です。 彼らが育っていく過程の中では、教育を行き届いている人と教育をきちんと受けられなかった人で差別的に分けられてしまったことはあったと思います。 今も貧しくて 習い事ができなかったりもしますよね。 かと言って、「わからない」「 バカだから」と言い放って、自分の才能を開花することなく諦めてしまっていいんでしょうか？
私も実はそこにいました。 中学しか出ていない両親に育てられ、 ベビーブームの真っ最中に生まれた私は、 ベッドタウンで小学校中学校を過ごし、 部活動の遠征の交通費も言い出せないような状態で、習い事も 最低限のものだけ。合気道もお習字も 1ヶ月の月謝が500円でした。 昭和40年代 だから 本当にお安くしていただいたんだと思います。 特待生ですね・・・。(・・;)
私は16歳の誕生日の1ヶ月前からアルバイトを探して、誕生日からすぐに働き始めました。 とにかく自由になるお金が欲しかったのです。 私が15歳でOLや会社にならないことを決めたのは、 何箇所を掛け持ちして働かない限り、 家の貧乏が好転することがないと思っていたこともあります。 実際に アルバイトを何時間も シフトに入ったり、 最後は 4箇所の掛け持ちしてましたもんね(笑)。
授業を全く受けていないのに、成績が悪くもなかったことが すでに 奇跡でした。途中から、大学に行かねば 高給取りにはならないということを知り、大学に行くことにもしたんです。 でも アルバイトの方が実質的に生活を向上させる道だと、 短絡的に考えましたね・・・。 在籍はしていましたが 渡米を決め、 退学をしたはずだったのですが、 見事に除籍でした(笑)。
別に貧乏自慢をするわけではないんですが、 機会があることに対しての感謝は持てないものでしょうか？機会があってトライ しても ダメな場合は仕方ないです。 もちろん 努力の仕方というのもありますし、 得意不得意や やり方の工夫 など、少し 訓練しなければ 身につかないかもしれないです。 でもね、 やればやっただけできるような友人や先生に恵まれて、引き立ててもらえる 愛嬌があれば、きっと少しは身につくことが可能だと思うんです。
だからどうしても自分を見切って欲しくないです。私でさえできたんだから、きっとみんなにもできるに違いありません。 いつもいつも祈っています。
こうした 開き直りをする人たちを避けるのは簡単です。「 じゃあ わかんないよね」 とその 場を去ればいいだけです。 私は まっすぐにいつも生徒さんには「自分のことをバカなんて二度と言わないで」と かなりきつめに言います。 そして明るい笑顔が戻って、 どんどん賢くなっていく 過程の証人になることができるのです。 いい商売です(^^♪
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