オンライン上では、おそらく9割、ひょっとすると100%に限りなく近い人々が、この2つの手法を「よしっ!」としているのです。
ただ、記事をしっかり読むと、やり方や順番や目的などにより、けっこう細部まで説明しているものもあるので、素人がやるのはよろしくない!と、アプリやソフト、スクールを作っている人々もいるくらいです。
Dictation: 口述される文章を筆記することである。つまり筆記者と口述者がおり、口述者が話している声を聴いて、しかも話している間に、筆記者がその文章を文字にして書き留める行為
Shadowing:(イヤホンなどで)音声を聞いた後、即座に復唱する実験技術
私個人としては、かなり反対しているのです。
危ういリスクを孕んでいて、自分ひとりでやると自信が持てず効果が出ないのであれば、やらないほうがいいっしょ・・・。
「ディクテーション」って効果的な英語学習?メリットと正しい方法を解説
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これはレアジョブのサイトなのですが、私個人は、コレ、論破できてしまいます・・・。
穴のほうがずっと大きいんですよ、デメリットのほうが。
- ひとつひとつの単語を神経質に聴こうとする
- スペルまで気にする
- 書くという時間の中、日本語に訳してしまう
- とにかく時間が掛かる
- 聴いては戻し、戻しては聴き、そのたびに「できなかった自分」を認めざるを得ず、自分をいじめることを積極的に続ける
この5つ、蓄積すると相当なダメージなのですよ。心にも悪いし、脳の形の形成にもものすごく悪い。Shadowingも大差はありません。
すべての単語を拾うことによるメリットをたくさん挙げていますけど(多くのサイトで)、実際、日本語で聴いたり話したり生活しているときに、ひとつひとつの単語を気にしていますか?ひとつひとつの言葉を聴かないことにより、
・映像化
・推測力
・想像力
がバンバン育ってきたことを実感していませんか?だとしたら、英語を日本語に訳してひとつひとつ、日本語として理解することも意味がないです。なぜならば、日本語ではすべての単語を拾っているわけではない、ということは、みんな知ってるでしょ?なぜ、英語は特別なの?
むしろ、他者の話や文字から、映像を作れて、その映像がきれいでわかりやすければわかりやすいほど、たんまりと情報が入るし、それを切り取り説明することで、自分の理解は脳内でものすごく整理されませんか?
誰かの話を聴いていても、確かに Non-verbalな表情やジェスチャーもヒントとして見ているけれども、その先を想像したり、推測していませんか?それが話されてすぐに答えが出ることも多いでしょう。けれども、暮らしていく、生きていく、というのは、その答えが時差を以って訪れることに準備し続けることにあるのです。
- こうすればこうなる
- こうしなければこうならない
- こうするとああなる可能性もある
などなど、いろいろと考えることが当たっていくことで、生きていくのはラクで楽しくなっていきます。人生そのものがそうであれば、言葉だって日本語でも英語でも同じ法則性があるのでは?と、考えることが賢さですよ・・・。うん・・・。
しかも、時間を掛けないこと。これは肝心。他に胸が焦がれたり、ワクワクドキドキするさまざまなことに、もっと時間を割いてくだされませ(^^♪
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