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自分を冷静に見つめるクセをつけたい

確かにこの相談はよく受けます。やはり何か行動を起こすことが大切で、頭の中で考えるだけではなかなか難しい。しかも成功したことを繰り返し、生活習慣の中に入れ込まないと、全体的に冷静に自分を見つめることは実現しにくいです。

もっと端的に言うと、これは自分のことを客観視できるようにする、ということですよね。ということは、すなわち、感情的ではなくて、論理的に見つめるということです。

客観視: 主観を離れて、客観そのものに即しているさま。また、第三者の立場で物事を見たり考えたりするさま。即物的。対象的。かっかんてき。⇔主観的。

論理:1 考えや議論などを進めていく筋道。思考や論証の組み立て。思考の妥当性が保証される法則や形式。

2 事物の間にある法則的な連関。

自分のことを他者と同じ立ち位置から、筋道を介して見て、思考の妥当性(認識や価値や意味などが普遍的、必然的に是認される場合、それらがもつ性質が高い)が存在していることを確認できる、ってことです。

少し難しくなってしまったけれども、厳密に目指してみましょう(^^♪

やれることを確実にこなしていき、段階的に自分のことを客観的に見られるためには、まずその環境整備と材料になるものを揃えていくことです!

・日記やメモを1日単位でつける:気付きや忘れてしまうかもしれない発想を、メモあるいは日記、もしそれもダメならばICレコーダーに吹き込み、整理しやすいようにしておく→あとから文字起こしするのは面倒だけどね。

  • その日記やメモ、ICレコーダーの中に入れ込む項目は、出来事ではなく、結果やプロセスを含む、自分の成功と失敗を!徒然なるままに書けば最初はOKです。心持が変わると成功と失敗の比率も変わるし、書き方も変わってきます。特に、失敗については、「どうすれば改善されるか」という未来を考えることにして、「こうすればよかった」といううしろ向きな後悔にはしませぬように。
  • 1か月に決まった数や量の「映画」と「本」に振れる決意をし、それを実行する:自分以外の人々や、日常的に触れ合う機会数の多い人々の価値観以外の、めずらしい・新鮮な・おもしろい・びっくりさせられる・すがすがしい・複雑あるいは逆に非常に明解な、価値観に触れある機会を増やしてください。
  • SNSやネットで見るサイトを厳選・吟味する:多数決や馴れ合いになってしまうような環境から脱け出し、思い切り自分らしさを公平に見られるような環境の整備が必要です。流行ものや人気から少し離れてみる覚悟を。
  • 自分の人間関係の整理整頓をして、影響を与える人がどのようにどんなものについての影響を与えているか、確認作業をサクサク進めていきましょう。もしも必要であれば、カウンセラーやEQの高い人や自己肯定感の高い人からのアドバイスも使ってください!
  • 意識的にひとりで考える時間を確保し、ひとりを楽しむ:ひとりでしかできない「深く考える対象物」を習慣に採り入れてください!何でもいいです(^^♪ 刺繍や洋裁、料理や片付け、パズルやその他、脳を深く使っている感じのものをやってみましょう!

さて、これくらいやってみると、けっこうな客観性・論理性のための材料が記録されたり、貯められたりする環境が整いますので、やりやすくなります。

ぜひともトライしてみてね!

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