日本人は平均的に質問はヘタですね。そもそも「質問をしないまま」という状況は多い。わかっているかわかっていないかもわからないまま、という切ない状況のときは、本当に質問すべきことが見つからないままなのかもしれません。とはいえ、明らかに「ここがわからない」という状態であったとしても、質問はしずらい雰囲気が多々あるのが、日本のクラスルームです。
なぜならば、講義型であって、参加型ではないため、そもそも教える側と教えられる側のコミュニケーションの機会数そのものが少ない・・・。そうなると、どのタイミングで質問したらいいのかも練習を経るということができないままの子どもたちが大人にそのままなってしまうという状況は多いようです。たとえば、40人の生徒数の中、先生に向かってかなりな空気の塊が読める中、「質問ありますか?」「どこかわからないところは?」などと言われても、それがなめらかに受け止められるわけもなく、かなりジャンプしてがんばらないといけないのだけれども、「1回やってみて、そのときの経験がどういう結果か?」によって、2回目があるかどうかがまた決まってしまいますものねぇ・・・。
なので、賢い人は「わからないことを訊く権利がある」かのような雰囲気が作られてしまい、わからないことに低レベルとかいうラベリングすらされてしまい、本当に質問のハードルは上がってしまう、という図式、とっても多いようです。
さらに、もしも人数が少なく、限りなく参加型の講義やミーティングがあったにせよ、そうやって大人になってしまったら、もう質問が上手になる機会数が足りな過ぎて、トレーニングされているものでもなく・・・。(・・;)
英語スクールをやってきて感じるのは、みんなこの疑問文を学んでいるときにこれを実際に使うのだろうか?という素朴な疑問。いや、たぶん、質問そのものがあまりできないんだから、日本語でできないことは英語でやろうとしないよね、と・・・。
であれば、やはり心理レッスンをやっている効果を感じつつ、自分を解放したり、深く知ったり、意識を実際に感じてみたり、欲する方向にポジティブに変えていってもらいたいなぁというのが、Precious One English Schoolの英語基礎コースなのでした。
実際に日本語でも質問ができるようになれば、英語でもすんなりできるようになるものね(^^♪
私は授業に出たとしても「受講してきた」というまじめさがなかった(笑)。ゆえに、質問もしなかった悪い生徒だったけれども、アメリカに行ってからはずっと、That’s a great question! などと言われるようになってから、ずっとずっといい質問を心がけているワタクシです(笑)。おもしろい質問もたくさんしたいと思っているのだけれども、深層心理までに刺さるやつ、あるといいんだけどなぁ・・・。
わからないことを恥ずかしがることはありませぬように。わからないことをひとつずつ減らしていく。でも生涯続くので、質問を鋭くしてね!
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