なるべく多くの人に好かれたいと思うのはすでに 論理破綻してることにお気づきでしょうか？ 自分の世間が狭ければそこに入ってるメンバーもすごく少ないという 論理的比例があります。 その小さいムラの中ですら 全員 好かれることはほぼないことでしょう。なぜならば 好きー嫌い という 二択でどちらかによっているだけで完全に好き 完全に嫌い、という 純粋な二択はこの世にはなかなかありえないからです。0-10、や0-100という 指標はなかなかないわけです。
もう 1点、 たくさんの人に好かれてしまうと物理的に時間がなくなってしまいます。 その人たちと 挨拶をしなくてはいけない。 それは 短い時間で済むかもしれません。 その人たちが嬉しい時、楽しい時、悲しい時、つらい時、物理的にあなたは時間をその人たちのために割けるんでしょうか？なかなか難しいのが 現実ではないでしょうか？
自分のための時間がなくなり、仕事ができなくなったり、 自分の好きなことができなくなったり、自分が苦手なことに トレーニングの時間が取れなくなったり、 と心にゆとりが全くなくなっていきます。
人に好かれることがそんなに楽しいことでメリットが多いことではないんですよ。
それでもに多くの人に好かれたいという理由は何なんだろうか？
ここには メリットがあるんです。 そのメリットがあなたにとって本当にいいことなのかどうか考えてみていただきたいのです。
その唯一のメリットは、一度 好かれてしまえば 「 痘痕（あばた）もえくぼ」なので、 たとえ 本物ではなくても、 たとえ ラッキーなだけであっても、 たとえ 中身がなくても、 たとえ嘘っぱちでも、しばらくの間は努力なしで、その人が自分の思った通りに動いてくれるかもしれない 確率が増えるからです。 少なくとも 嫌われることはないし 邪魔されることはない。 これが メリットといえば メリットです。
ここでの矛盾点は、あなたがもしかすると、 本物になりたい、 もっと努力をしてできることを増やしたい、 新しい考え方を手に入れたい、 面白い発想が出るようになりたい、 運や不運 ではなく 常に自分の満足の行く 行動をとりたい、自分の力で成功したい、などと 考えるようであれば、 このメリットは全くメリットではなくなるわけです。
誰かのコネや 誰かの助言、誰かのバックアップは確かに必要なことや時もあります。 ただそれは助けであって、 メインであっては自分のものにはならないわけです。そうであれば やはり、このパワーゲームはあまり大きな生産性がないことになります。 長い人生の中で本当に得たいものは、自分らしく生きることであり、 他人が好いてくれるような生き方ではないこと だということは もうわかっているはずなんです。
であれば、 たとえ 好いてくれる人が一人もいないとしても あなたの人生を歩んでください。<(_ _)>
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