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新しいものとの邂逅:③評価の方法 in-group/out-group

Ingroup:  a social group to which a person psychologically identifies as being a member. 人が心理的にメンバーであると認識する社会的集団。

outgroup:  a social group with which an individual does not identify.  個人が同一視できない社会集団。

私たちが世界を眺める時に、 混沌としたままでは理解しにくいので物事を分類して選り分けることがよくあります。 例えば入学式に出た時に、そこにいるべき人といてはいけない人、や、 入学者・ その家族・ 学校側の人間など、 分けているのです。 その分け方の根本が何なのか?

自分と他者との距離感を 多くの場合 採用しています。

たとえば、仲間グループ、家族、コミュニティ、スポーツチーム、政党、性別、性的指向、宗教、または国家を見る時に、自分からの距離に支配されるのです。 そばにいて気持ちが悪くない人たち、あるいは心地のよい人たちを  グループ化し、エネルギーを使うことに対して 節約するのです。

自分の考えや感じ方に近い人々 あるいは グループはOK。 そうでない人たちや グループからは距離を置く。 もちろん これが全然ダメなわけではないんです。 危険を回避したり、 面倒ごとに巻き込まれないためには 正しい自衛です。

ただこのHomogeneity:同一視一辺倒では、かなり諍い・ 争い・ わだかまりが起こりやすくなることも確かです。研究結果がいくつかあります。

In-group favorism: 同集団のえこひいき

もちろん 条件もありますが、人々は アウトグループよりもイングループと見なされる人を好み、親近感を抱きます。これは、他者に対する評価、リンク、リソースの割り当て、その他多くの方法で表現できます。同じことをしてもその人が自分のグループに属しているか否かで 次の言動が変わることが多いにあるのです。 身内びいきという 現象は事実で、身内の人々がやった いいことは大きく評価し、 ダメなことは甘く評価することになります。 逆に アウトグループの人たちがした成功は小さく 評価され、 ダメな行為は大げさにマイナスされます。

様々な実験で証明済みです。

グループの均一性

もっと 身勝手な現象は、お互いグループのメンバーは似ているという 縛りのもとに 一緒になっているはずなのに、自分たちのグループは多様的であるという評価が多く持たれます。 しかし アウト グループの人たちは同じように つまらない、 同じように意地悪だなど、ネガティブなことの均一性を 示します。ところがポジティブなことの均一性はイン グループに多くあるとされ、 同じグループに属している人々はポジティブな 良い面をたくさん共通として持っていると信じてやまない傾向があります。

このような特性を知っていてもあなたは群れたいですか?  あからさまに思われることなく、 一人一人がたまたまこの機会には同じ考えを持つ、などとできた方がより弊害はなくなるような気がします。 本当の意味での多様性を目指してくださいね(^^♪

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