前回 新しいものに出会った時に距離感を確かめる という大切さををかみしめていただけたと思います。 ではその時に必要なものは 何なのか？
それはそもそもデータを蓄積している脳内が整理整頓されているかどうかということです。 冷蔵庫にしろ 洋服ダンスにしろ 物がいっぱい詰まっているものに これ以上入れるのは大変です。 合理的に 論理的に整理整頓されているでしょうか？そうすればたくさん入るのは自明ですよね。 もし 理路整然ではない ぐちゃぐちゃな方法で入ってるとすると、 せっかく 新しいものと遭遇したというのに、 入れ場所がなくて忘れてしまったり、 置けるところに置いて探した時に見つからなかったりすることがあります。
脳内も 物理的な整理整頓と同じように、 常に整理整頓が必要なのです。
それを大きく 担っているのが 睡眠です。 睡眠時に脳のデータは勝手に整理整頓され、 最適化 状態になります。ですが 日本は睡眠負債 大国です。 子供の頃からずっと 睡眠不足の状態が続いている人がたくさんいます。 具合が悪くなった時に 副作用が必ずある薬（ 副作用の多少はあれどゼロの薬はありえません）で 対症療法をしていますが、 全体的な健康が戻せるわけではないのです。
とにかく寝る子は育つ！は 本当のことで、脳の整理整頓をしっかりするためにも 寝ることが必要です。自分が努力しなくても自動的にやってくれるんだから これほどいいことはないですよね？ それなのに寝ないってどういうことなんでしょうか？体が疲れていないから？やりたいことがいっぱいあるから？
ちゃんと寝れば脳が整理整頓されて、新しいものもバンバン 使えるようになったり、 古いものも しばらく使ってなかったのにどこにあるかすぐ引き出してこられるようになるんですよ。 こんなにすごいことってないじゃないですか・・・。
そしてもう一つのコツは、新しいものに遭遇した時に
1．出会いを意識する
2． どこに収納したか 意識する
3． どうしてそこに収納したのか 意識する
この3つをするだけで 整理整頓は鋭いものになっていきます。 私は小学生の頃から勉強 全くしてこなかった愚か者なのですが、 心理学部に入ってからそれで良かったことが分かります。 本当に 博打のような人生ですが(笑) これで良かったということが身にしみてわかるわけです。 暗記をしない 脳になったことは、 この整理整頓がよくできる、クセになっているという証明でもあります。勉強量がグンと少なくても理解まで到達できる脳。 これをみんなに手に入れてもらいたいと思っています。
さて 私はこれから、認知症にならないために パリパリ 頑張ります(^^♪ まだまだ新しいものとも 遭遇しますよッ！
コメントを投稿するにはログインしてください。