私は10代の頃自分がこんな年齢になるまで 生きるとは全く思っていませんでした。 なぜか？当時は 織田信長が大好きで、『 人生50年』にやたらと共感してしまい、50年生きられれば 上等だと思っていました。 父が 54歳で死んでいるのですが、 私はもうとっくに父の年齢を超えてしまい、 本日 めでたく 還暦になりました。 もちろん 赤いちゃんちゃんこを用意してくれる人もいなければ、 用意されたとしても身にまとって喜ぶような ゆとりもないです。 毎日毎日仕事をしていて、年中無休でたまにしか休みを取らない状態です。 取れないのではなく、 自分の意志で取らないわけですから 自業自得ですね(笑)。
ただ、このような働き方をしてきたり、 独楽鼠のように働いてることは 母から教えられた大切な心情で、もうあんなにしてもらえることは私にはなく、 もう誰かにしてあげることしかチョイスはないです。 母の介護もしましたが満足いくほどに、お釣りがもらえるほどに、してあげられたという 充足感はないです。 やりきったとは思えず、「え？ どうして？」 と朝に母が寝ている間に逝ってしまったことを信じないまま、 2年 ずっと ぼやぼやしてきた気がします。 その分も 取り返すために、私は毎日忙しくしてごまかしてるだけなのかもしれないですね・・・。(・・;)
つい2年ほど前までは、 レッスン中に「 昨日まで ランドセルを背負ってたような気持ち」と時を過ぎる 速さについて比喩していたのですが、「それはあまりに 図々しい！」と言われるようになって、3日前・ 1週間前・ 数週間前・ 1ヶ月前・ 数か月前と 徐々にその時間の長さを伸ばしたんですが、 やっぱり心の中では「昨日まで」がしっくりくるんですよねぇ。 ふと想いを巡らせて 深く考えるようになると、時間が過ぎたことなどあっという間に飛び越えてしまう感覚、 今でもずっと持っています。
真ん中の 奥の方の核の 自分は、まだあの頃のスカートを履いた少年だった 自分であり、あまり変わっていないとしか評価できません。
ですので 昨今 柔軟性がなくなったり 筋肉が硬くなったり足をグキッとやってしまったり、という自分があまり信じられてないのです(笑)。 図々しいよね・・・。(・・;) その頃の自分に戻りたいわけでは全くないのですが、 この先自分が楽をするために、楽しいままでいるために、 何とかしとかなきゃいけないなと思っています。
明日死んでもいいように色々 準備をしてるつもりでいたのに、まだちょっと足りない感じがある部分が残っています。 それはやはり 猫たちに残せるお金です。 お金を一生懸命頑張ったら、私が先に死んでも 猫たちが遺産をもらえるように頑張りたいと思います(^^♪ もっと言えれば、 望めれば、頑張る女の子たちに信託の形で奨学金が出るようなシステムを作ってから死ねたらなぁと・・・。
せっかく 還暦まで生き延びたので、またもや濃い時間を過ごせるように頑張っていきたいと思います！ 疲れを しょっちゅう 感じない体になりたいです(笑)。 ファイト！
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