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Attention④ 記憶と情報処理

注意力:自己が動き回る可能性がある世界=Mobilityの中にある物事や人々や考え方や在り方や目に見えない抽象的な美徳やその他=Contentsの中から、今の自分が着目して理解すべきことに対して、心・頭の能力を能動的に処理し向き合って理解を成功させること

この注意力が鋭いほうが短時間で成功に繋がり、さらに自己成長はサクサクと実現していきます。勉強ができる、暗記がすごい、きれい、かっこいい、お金持ちなどよりも、きっとこの能力を高めるほうが、全体的な効率はよさそうです。英語も含まれています。

さて、どのような心持ちになるか、シリーズを楽しんでください!

たとえ普通に暮らしている方でも理解したほうがいいのは、記憶のメカニズムです。認知症にならないためにも、脳の使い方は誰しも学んだほうが自分のためになります。

短期記憶・長期記憶の真ん中にある「稼働中であり正当な順でいくと長期記憶に盛り込まれる知識や情報をスクリーニングしているところ」を指すのがWorking memoryです。

ワーキングメモリーとは、「作動記憶」「作業記憶」と呼ばれ、作業や動作をおこなう際に脳に入ってくる情報を一時的に記憶・処理・保存する能力のことを言います。勉強や仕事、家事など日常生活のさまざまな場面で必要な能力で、この能力を使用して判断や行動をしていき、定着度が高いものは長期記憶に組み込まれていきます。

例えば、ワーキングメモリーの大きさを一つの「倉庫」と置き換えて考えてみると、「コンテナの大きさ」がワーキングメモリーの容量、情報が「入れ込むさまざまな自分の世界にある情報」としたときに、コンテナが大きいほどたくさんのデータを入れられ、それだけ「情報」を倉庫に留める(記憶する)ことが可能になり、長期記憶に貯めていける質量の可能性も増えていく、というわけです。

倉庫整理することもワーキングメモリーの一つで、それと同時に関連する情報を集めたり、必要のない情報を処理・削除することで、効率を追求できます。

反対にワーキングメモリーの容量である「倉庫」が小さく、処理能力も低いと、たくさんの情報が入らず、それを処理できないので、作業が非効率になります。

勉強しなくても出来がいい脳を持っているかどうか?はここで決まると言っても過言ではないです。

情報を覚えておく、というと、「短期記憶」や「長期記憶」とも似ていますが、こちらは脳に記憶させるだけを言い、一方ワーキングメモリーは、記憶した情報や動作を放出(判断・行動)するまでの「生きているプロセス」とも言えるわけです。

長期記憶の中に入っているかどうかの判断や、倉庫である今の考えが至る脳に入っている近いあるいは強烈な記憶で、自分が頻繁に行う作業に「どのように」「どういう機会に」「具体的に」などがすぐに使える状態になっているもので、想い出す苦労や努力の必要すらない範囲なわけです。

このWorking memoryの質を高め、容量を増やし、スピードを速めていくことこそが、脳の活性化です。さもないとどうなるか?あなたのWorking memoryの高低・サイズ・スピードはどうでしょう?

l 忘れ物をしたり、物を紛失しやすくなる

l 情報の整理が困難になる

l 集中力が持続しづらい

l 読むことや書くこと、計算が苦手な傾向がある

l 切り替えが苦手になる

具体的にどのような事柄があるのか?については、思い当たることがあるでしょうか?であれば、それについて少し具体例を考えて、改善できるようにしてみてください。

脳医学や脳神経学が発達してきた今、Working memoryを短期記憶と同じ扱いにしてきた心理学者は大慌て中です。アップデートできているのか心配です・・・。少なくとも私が日本に戻ってきた15年から10年前くらい前までは、短期記憶扱いしていたサイトは多かったです。

記憶と情報処理が、集中力に大いなる影響があることをご理解していただき、シリーズの次の記事をお待ちください。<(_ _)>

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