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なぜ自分には悪いことは起きないと思いたいのか

正常性バイアス:人間の判断や認知、意思決定における恣意的なバイアスの一つで、自分に都合の悪い情報を無視したり、それを過小評価したりしてしまう心理的な特性

これが人間の不思議なところで、どうしても自分には悪いことは起きないと信じたいのです。 もちろん みんな知っています、 自分にだって悪いことは起きることを。 ただ それが たまたまだとか、運悪く順番として回ってきてしまったとか、私のせいじゃなかったとか、そういう言い訳をしながら日々を過ごしています。(・・;)

故に この正常性バイアスが大活躍します。 自分に都合の悪いことはなかったことにして自分の方には絶対に来ないと思いたい。 あるいは まずくなっても これ以上 まずくならないし、最悪の事態 なんか絶対に起こらない、と 思いたいわけです。 

これが 習慣になってしまっていると

  •  目標設定
  •  準備・ 計画
  •  覚悟
  •  対策

などのスキルは上がるようにはなりません。

そして何かネガティブなことが 本当に起こった時には、 呆然と立ち尽くしたり、もっと悪い螺旋階段に巻き込まれて踊るように落ちていくことになってしまいます。

さて、 なぜ悪いことが自分に起きないと思いたいかと言うと?

自分はしっかり 努力して生きているのだし、 悪いことをしてないから 因果応報が私に起きることはないはずと信じていて、 世の中がフェアだと思いたいわけです。世の中がフェアだったら、 戦争も起きないですし、宗教も一つで問題ないはずですし、政治形態も世界中同じこと でしょう。でもそうした意味では人間はとても ナイーブなのです。

そう考えて しまう人たちは、 巻き込まれやとばっちりにも これまで少なくとも 数回程度は遭遇してるのですが、 それはカウントできないんです。 あったとは思い出せない。 たくさん遭遇すれば自分に原因があるのではないかと思うのですが、 それなりにやり過ごせてしまったり、 他の誰かが解決してくれたり、いい勉強になった程度のマグニチュードであれば、 やはり 元に戻ってしまうのです。

そして共通してるのは、そこからの立ち直りに対して感謝はしていない。  自然の流れや、自分の功績だと思う 傾向が大きいです。

 事実、 日本が 断層の上に乗っかっていることはほとんどの人が知っているはずなのですが、 地震保険に入ってる人はとても少ない。 3割というのは あれほどの 嘆きに値するものなのでしょうか? 失った命や 建物や歴史や文化、 人々のつながり など全て失うことは悲しすぎますが、 その復興に関して 少なくとも スムーズに行く 生活の立て直しについて、上記のような準備計画 、覚悟、 対策、目標設定などできていないのですよ。

これを読んで 皆さんは これらのスキルを上げることを考えていただきたいと思うんです。 準備は計画ができること、 それを淡々と達成していくことで、暮らしはかなり 盤石になります(^^♪

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