何度か触れてきていますが、とにかく「使うもの」を意識化することです。日本語であってもおそらく昔触れたことがある単語であっても、しばらくぶりに見たもの・聴いたものを忘れていることってあると思うんですよ。
たとえば、ドラマ『大恋愛』で、まだ真司とはわかっていない書き手本人に向かって尚が自分にいかにこのような小説の一片を暗記することが必要なのか語ります。「ピカレスクでエロティックなものが必要なんですよ」と尚が言ったとき、実際に「ピカレスク」を自信を以って知っているとみなせる人口ってどれくらいなんでしょう?
多くの人々に見られたドラマですが、ピカレスクを辞書でしっかり引いたり、ネットで検索した人って少ないと思うんです。たぶん、「流れでだいたいを予測して理解した」というような・・・。
ピカレスク:一六世紀半ば、スペインにおこり、ヨーロッパ中に流行した小説の様式。ならず者の冒険を描き、辛辣しんらつに社会を風刺する。悪漢小説。悪者小説。
この意味を知っていれば、確かにもっと心や頭に到達する感動や理解はより深いものになるとは思います。が、取捨選択してますよね?何が今の自分にとって最も大切な単語なのか?を。その積み重ねが大切だということにも気づいていますか?
あたりまえ
として自分に取り込んだ単語と、
たまにしか使わない
自分には遠い
と努力をして入れた単語には、入れてからの醸造や整理の差が生まれます。さらに、それゆえに出すことが簡単にできるかどうかの差も生まれます。
この積み重ねが「語彙」ですから、まず最初の前提として大切なものは、
自分の認知・世界観・価値観・日常をうまくラクに楽しく廻すために必要な概念を表す語彙なのかどうかの意識化
それらを正しく使えているかどうか
使っているときに理解ができているかどうか
相手がいるときに相手の理解を獲得できているかどうか
の段階を踏んでいることを、
- 無意識ではあるが知らないあいだに蓄積してうまく行っているケース
- 意識的にこの段階を理解して蓄積してうまく行っているケース
- 知らないままで、むやみに暗記をがんばるケース
- 知らないままで、効率のいい方法を模索するケース
と代表的には4つあるはずです。他にあったら教えてください。
そもそも日本語でも同じことをしてきているのですが、日本語では1.を辿れる人が多いんだろうと思うのですね。知らない単語に遭遇したときにも、きっと無意識ではあっても経験則的に取捨選択をしていると思うのです➡ さきほどのピカレスクのケースのように。
が、英語になるとなぜか3.を選ぶ(笑)。ちょっと要領を得ても4.を選んでしまうままで停まっている人もいます。
そうした無駄プロセスを喚起し、無意識を効率よくするために、Precious One English Schoolでは、心理レッスンを混ぜ込んでいます。これを学んで自分に取り込むこと、自分を知ることが日常になってくれば、身に着ける方法はゲットしたことになります。
暗記の効率がよい方法
効率よく単語をインプットする方法
をいつまでも模索しているようでは、英語学習は楽しくならないです。(・・;)
いかがでしょう?ご興味を刺激された方は、ぜひとも無料体験レッスンにお申込みください。こちらから。お待ちしております。<(_ _)>
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